特許
J-GLOBAL ID:200903003506042571

プレス成形性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-085267
公開番号(公開出願番号):特開平10-280050
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】プレス成形性、とくに延性が良好な高強熱延鋼板を安定してかつ低コストで製造する方法を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.03〜0.2%, Si≦2%, Mn≦2.5%,P≦0.1%,S≦0.03%,sol.Al:0.01 〜0.1%,N≦0.01%, Ti:0.2%以下有効Ti量(Ti* )0.05% 以上, 残部が実質的にFeよりなる鋼を連続鋳造によりスラブとした後、直ちに粗圧延を開始しAr3 〜950 °Cの温度域で終了する。次に、粗圧延された粗バーに対して下記(1) の再加熱処理を施し、Ar3 変態点以上の温度で仕上げ圧延を行い、550 〜650°Cで巻取る。但し、Ti* ={Ti-(47.9/14)N-(47.9/32)S}、[7000/{2.75-log(Ti*)(C)}-258-t(保熱処理時間:分)]°C≦T≦[7000/{2.75-log(Ti* )(C)}-223]°Cでかつ、T≧[7000/{2.75-log(Ti* )(C)}-273]°Cの温度,T(°C)まで再加熱した後、t分間の保熱処理を施す工程...(1)
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.03〜0.2%と、Si≦2%と、Mn≦2.5%と、P≦0.1%と、S≦0.03%と、sol.Al:0.01〜0.1%と、N≦0.01%と、Ti:0.2%以下,下記(1)式に示す有効Ti量(Ti* )0.05%以上と、残部が実質的にFeよりなる鋼組成を有する鋼板を製造する方法において、鋼を連続鋳造によりスラブとした後、直ちに粗圧延を開始し、Ar3 〜950°Cの温度域で終了する工程と、粗圧延された粗バーに対して、再加熱処理を施す工程と、再加熱処理された粗バーを、Ar3 変態点以上の温度で仕上げ圧延を行い、550〜650°Cで巻取る工程とを備え、再加熱処理を施す工程は、下記(2)の工程であることを特徴とする、プレス成形性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法。 Ti* ={Ti%-(47.9/14)×N%-(47.9/32)×S%}...(1) [7000/{2.75-log(Ti* %×C%)}-258-t(保熱処理時間:分)]°C≦T≦[7000/{2.75-log(Ti* %×C%)}-223]°Cでかつ、T≧[7000/{2.75-log(Ti* %×C%)}-273]°Cの温度,T(°C)まで再加熱した後、t分間の保熱処理を施す工程 ...(2)
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C21D 9/48 S ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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