特許
J-GLOBAL ID:200903003558182398

タイヤ用ゴム付きファブリックの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 苗村 正 ,  住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-208454
公開番号(公開出願番号):特開2004-142425
出願日: 2003年08月22日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】横糸を所定の切断ピッチで均一に切断でき、ローラ通過に起因する外観性能の低下を招くことなく、タイヤのユニフォミティーを向上しうる。【解決手段】ファブリック基体の横糸を、切断具により縦糸の配列ピッチPの2〜5倍の切断ピッチCpで切断する横糸切断工程を含む。横糸の切断伸度を5〜20%とする。切断具は、周状突起と周状溝部とを交互に形成した第1,第2のローラを具え、第1,第2の周状溝部の溝巾W1,W2が2.0〜5.0mm、第1,第2の周状突起の突起巾T1,T2を前記溝巾W1、W2の0.25〜0.5倍、しかも第1,第2の周状突起の前記第1,第2の周状溝部への挿入深さh1、h2を2.0〜4.0mmとした。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
タイヤコードからなる縦糸を横糸により簾織りされた簾織物をゴム被覆したタイヤ用ゴム付きファブリックを製造するタイヤ用ゴム付きファブリックの製造方法であって、 前記簾織物をゴム被覆してファブリック基体を形成するゴム付け工程と、このファブリック基体の前記横糸を、前記縦糸の配列ピッチPの2〜5倍の切断ピッチCpで切断する横糸切断工程とを含み、 かつ前記横糸に、切断伸度が5〜20%の低伸度糸を用いるとともに、 前記横糸切断工程は、周方向に連続する第1の周状突起を、軸方向に第1の周状溝部を隔てて、交互に形成する第1のローラと、この第1のローラと平行に配され、かつ前記第1の周状溝部に挿入される第2の周状突起を、軸方向に前記第1の周状突起が挿入される第2の周状溝部を隔てて、交互に形成する第2のローラとからなるローラ対を具え、かつ第1,2の周状突起と、それらが挿入される第2、第1の周状溝部との間に前記ファブリック基体がローラ軸に直交して通る隙間を有する切断具によってなされるとともに、 軸方向の前記第1,第2の周状溝部の溝巾W1,W2が2.0〜5.0mm、前記第1,第2の周状突起の突起巾T1,T2を前記溝巾W1、W2の0.25〜0.5倍、しかも第1,第2の周状突起の前記第1,第2の周状溝部への挿入深さh1、h2を2.0〜4.0mmとしたことを特徴とするタイヤ用ゴム付きファブリックの製造方法。
IPC (1件):
B29D30/38
FI (1件):
B29D30/38
Fターム (5件):
4F212AH20 ,  4F212VA11 ,  4F212VD17 ,  4F212VL02 ,  4F212VP17
引用特許:
審査官引用 (5件)
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