特許
J-GLOBAL ID:200903003795835231

湿式回転クラッチの引き摺りトルク低減制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-136252
公開番号(公開出願番号):特開2009-092238
出願日: 2008年05月26日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】クラッチ内残存潤滑油をアイドル中でも、確実、かつ、速やかに排除して、同期噛合機構のシフトを妨げる引き摺りトルクの確実、かつ、速やかな消失を可能にする。【解決手段】イグニッションスイッチをOFF後、短時間でt1に再ONさせ、t3にP→Dセレクトに伴う同期噛合機構の中立から1速への作動による噛合動作(プリシフト)が行われる場合、t1にクラッチ潤滑油供給量を零にし、目標アイドリング回転数Neidleを高くする。その後目標アイドリング回転数Neidleを通常のNeidle0に戻す。クラッチ残存油量は、アイドリング回転数の上昇で、クラッチ潤滑油供給量零と相まって、実線のように急速減少し、P→Dセレクト(中立→1速プリシフト)以前に、クラッチ残存油量を低下目標油量へ減少させ得て、同期噛合機構のプリシフトを不能にするクラッチ引き摺りトルクの発生を防止し得る。【選択図】図5
請求項(抜粋):
エンジンおよび変速機入力軸間に介在され、潤滑油の供給により冷却および摩耗防止される湿式回転クラッチと、 該湿式回転クラッチおよび変速機出力軸間に介在され、所望の変速段を実現するための同期噛合機構とを具え、 前記湿式回転クラッチを解放させた状態で、前記同期噛合機構を中立位置から変速段実現位置へ向け作動させて噛合動作させることにより、前記所望の変速段を実現し得るようにした変速機に用いられ、 前記湿式回転クラッチの引き摺りトルクを低減するための装置において、 前記同期噛合機構の噛合動作が開始される以前において、前記湿式回転クラッチの入力側回転数を上昇させるよう構成したことを特徴とする湿式回転クラッチの引き摺りトルク低減制御装置。
IPC (2件):
F16D 48/02 ,  F16H 61/02
FI (4件):
F16D25/14 640L ,  F16D25/14 640D ,  F16D25/14 640P ,  F16H61/02
Fターム (21件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057GA71 ,  3J057GB02 ,  3J057GB03 ,  3J057GB09 ,  3J057GB14 ,  3J057GD11 ,  3J057GD25 ,  3J057JJ01 ,  3J552MA05 ,  3J552MA30 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA20 ,  3J552SA03 ,  3J552SA59 ,  3J552TB07 ,  3J552VA48W ,  3J552VA50W ,  3J552VD18W
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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