特許
J-GLOBAL ID:200903003809608284

空間光通信用レーザー指向方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 賢三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-140348
公開番号(公開出願番号):特開2002-335218
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 地上と人工衛星の間での空間レーザー通信において、大気揺らぎによるレーザーの指向方向の変動を補正し、レーザーリンクの成立性やレーザーリンク維持の安定性を高める。【解決手段】 人工星を生成するための人工星生成用レーザーと通信用レーザーとを同一の伝搬方向となるように出射し、高度約100km辺りのNa層において共鳴散乱による発光を起こして人工星とし、この人工星の光を地上光学局で観測し、観測した人工星の像の位置変動を計測することで、大気揺らぎによる方向変動を補正するように通信用レーザーの伝送方向を調整し、人工衛星Sに対して通信用レーザーを指向させる。
請求項(抜粋):
光通信機能を搭載して大気層よりも高層にある通信相手局と、光通信機能を有する地上局との間で光通信を行う際に、地上局から通信相手局へ射出したレーザーの指向方向の大気の揺らぎによる変動を補正する空間光通信用レーザー指向方法であって、上記地上局には、大気層と通信相手局との間に人工星を生成するための人工星生成用レーザー光源を設け、人工星生成用レーザーと通信用レーザーの伝搬方向が同一となるようにしておき、人工星生成用レーザーを通信相手局の方向へ射出し、生成された人工星を地上局で観測し、この観測された人工星の受光位置を通信用レーザーの射出方向とみなすことにより、通信用レーザーの大気揺らぎによる方向変動を補正するようにしたことを特徴とする空間光通信用レーザー指向方法。
IPC (3件):
H04B 10/10 ,  H04B 10/105 ,  H04B 10/22
Fターム (3件):
5K002AA05 ,  5K002FA03 ,  5K002FA04
引用特許:
出願人引用 (3件)

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