特許
J-GLOBAL ID:200903003861792859

タンデム圧延機における板厚制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-010343
公開番号(公開出願番号):特開平7-214125
出願日: 1994年02月01日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 タンデム圧延機の板厚制御システムにおいて、最終スタンドに高粗度圧延ロールを用いる時の様に、板とストリップの摩擦係数が大きく、当該スタンドの圧下率が小さい場合に、板厚制御と張力制御の干渉を制御する。原板板厚変動や、圧延機内で発生する各種板厚外乱による板厚偏差を低減する。【構成】 厚板板厚変動や圧延機内で発生する各種板厚外乱に対して、これを最終スタンド前段で除去する板厚制御方式を構成し、次に最終スタンドとその前段との間の張力変動を除去する張力制御方式を構成し、更に同時に、最終スタンド出側の板厚を制御するため、その偏差を入力とする制御指令発生機構を組み込み、前述の両制御の目標値を随時修正することで両制御の非干渉を実現する。
請求項(抜粋):
複数のスタンドおよび板厚・張力制御機構よりなるタンデム圧延機でストリップを圧延する際の板厚制御法において、最終スタンドNの出側板厚を制御する板厚制御ループ内に圧延機の圧延特性および板厚・張力制御特性を近似する内部制御モデルを設け、スタンドN出側板厚の制御偏差,スタンドN前後のストリップ速度実績,圧延速度実績およびスタンドNとその直前のスタンドN-1間の張力実績をパラメータとして、前述の内部制御モデルにより、スタンドN出側板厚偏差を実質上零にするためのスタンドN-1の板厚目標値を予測演算し、その結果を前記板厚・張力制御機構のスタンドN-1の板厚制御指令とし、板厚と張力の同時制御を行うことを特徴とするタンデム圧延機における板厚制御方法。
IPC (5件):
B21B 37/18 ,  B21B 37/18 BBP ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/48 ,  G05B 11/32
FI (4件):
B21B 37/12 111 D ,  B21B 37/00 BBP ,  B21B 37/00 129 ,  B21B 37/12 BBP
引用特許:
出願人引用 (3件)

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