特許
J-GLOBAL ID:200903004007491329

OFDM復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-029172
公開番号(公開出願番号):特開2002-232390
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 マルチパス・フェージングが生じていない場合に、受信データのビット誤り率を悪化させないOFDM復調装置を提供することを目的としている。【解決手段】 OFDM用の復調装置をA/D変換器1と、同期処理部2と、伝搬路推定部3と、高速フーリエ変換部4と、等化器5と、マルチパス判定部6と、選択部7とで構成する。マルチパス判定部6では、相関関数信号2bのインパルス20をカウントし、カウントした値が1の時はマルチパスがなく直接波のみ受信したと判定し、選択部7へ切替信号6aを送り、選択部7の復調信号4aを出力端子9に出力するように制御する。またカウントした値が複数の場合は、マルチパス・フェージングが有ると判定し、選択部7へ切替信号6aを送り、選択部7の等化復調信号5aを出力端子9に出力するように制御する。
請求項(抜粋):
周波数成分が互いに直交関係にある複数のキャリアを用いて情報信号が変調されてなるデジタル直交周波数分割多重被変調信号(以下OFDM信号とする)が供給されて、同OFDM信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、デジタルデータに変換された前記OFDM信号であるデジタルOFDM信号内の有効シンボル区間に同期した同期信号を発生するとともに、前記デジタルOFDM信号内のショートトレーニングシンボルと所定のショートトレーニングシンボルとを比較して相互の相関を表わし、マルチパスの回数に応じたインパルスからなる相関関数信号を発生する同期処理部と、同同期処理部からの相関関数信号を入力して前記OFDM信号の擬似的な伝搬特性を推定し、推定した伝搬特性を信号化した伝搬特性信号を出力するための伝搬路推定部と、前記デジタルOFDM信号と前記同期信号が供給されて、前記デジタルOFDM信号を高速フーリエ変換してデジタル情報の復調信号への復調を行なう高速フーリエ変換部と、前記伝搬路推定部からの前記伝搬特性信号を入力し、前記高速フーリエ変換部からの前記復調信号を入力し、同復調信号に重畳された電波伝送路におけるマルチパス・フェージングのノイズを除去した等化復調信号を出力端子に出力するための等化器とを備えたOFDM復調装置において、前記同期処理部からの前記相関関数信号を入力し、前記OFDM信号内のマルチパス・フェージングの有無を判定し、判定結果を信号化した切替信号を出力するマルチパス判定部と、前記復調信号と前記等化復調信号とを入力し、前記切替信号により前記出力端子に前記復調信号または前記等化復調信号を選択出力する選択部とを設け、前記マルチパス判定部で前記OFDM信号にマルチパス・フェージングのノイズが重畳されていないと判定した時に、前記切替信号により前記選択部から、前記復調信号を前記出力端子に出力することを特徴とするOFDM復調装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/10 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 1/10 M ,  H04L 7/00 F
Fターム (20件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD17 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD34 ,  5K047AA11 ,  5K047BB01 ,  5K047CC01 ,  5K047HH03 ,  5K047HH15 ,  5K047JJ09 ,  5K047MM12 ,  5K047MM45 ,  5K047MM56 ,  5K052AA01 ,  5K052CC00 ,  5K052DD03 ,  5K052EE38 ,  5K052GG02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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