特許
J-GLOBAL ID:200903004052403899

変性ノルボルネン系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-257542
公開番号(公開出願番号):特開平8-092357
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【構成】 少なくとも末端のひとつにビニル基を有する高分子モノマー(例えば、n-ブチルリチウムのようなアルキルリチウム触媒を用いてリビングアニオン重合したポリスチレンにアリルクロリドなどを反応させて末端にビニル基を導入したもの)の存在下に、ノルボルネン系モノマー(例えば、6-メチル-1,4:4,8-ジメタノ-1,4,4a,5,6,7,8,8a-オクタヒドロナフタレンなど)をメタセシス重合触媒を用いて開環重合させ、ポリスチレンブロックとノルボルネン系開環重合体ブロックから成るブロック共重合体を含有する重合体の混合物である樹脂を得る。必要に応じてさらに水素添加する。【効果】 熱可塑性ノルボルネン系樹脂の特性を有しつつ、ブロック共重合した重合体の特性を有する樹脂が得られる。例えば、ポリスチレンとブロック共重合し、芳香族環構造を残したまま、主鎖の二重結合が飽和するように水素添加することにより、耐熱劣化性などに優れ、屈折率の大きな透明材料が得られる。
請求項(抜粋):
主鎖の少なくともひとつの末端部分にエチレン性不飽和結合を有する高分子モノマーの存在下にノルボルネン系モノマーをメタセシス触媒により開環重合することを特徴とする変性ノルボルネン系樹脂の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭50-159600
  • 特開昭50-030300
  • 重合体の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-185762   出願人:日本合成ゴム株式会社
全件表示

前のページに戻る