特許
J-GLOBAL ID:200903004138292976

磁界発生手段及びこれを内包する熱磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-119251
公開番号(公開出願番号):特開2005-302202
出願日: 2004年04月14日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】 磁性薄膜により局所的に大きな磁界を発生させる。特に熱磁気記録媒体において、媒体外部から印加する記録磁界を大幅に低減、もしくは不要とする。これにより、記録装置を薄型化・小型化・低コスト化する。【解決手段】 常時磁化反転しない磁性層1と容易に磁化反転する磁性層3とを相対的に低いキュリー温度の磁性層2を介して交換結合させた構成。磁性層2のキュリー温度以上に加熱された局所領域の磁性層3が磁化反転して大きな漏洩磁界を発生する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
局所加熱することにより、加熱部位に所定方向の磁界を発生させることが可能な、磁性薄膜からなる磁界発生手段であり、少なくとも第1、第2、第3の磁性薄膜が順次交換結合して積層されており、該第2の磁性薄膜は、該第1及び第3の磁性薄膜よりもキュリー温度が低く、該第3の磁性薄膜は、少なくとも周囲温度から該第2の磁性薄膜のキュリー温度に至る温度範囲において該第1の磁性薄膜よりも保磁力エネルギーが小さい材料からなり、該第1、第2、第3の磁性薄膜は互いに交換相互作用による結合状態が安定な方向に配向しており、該第1の磁性薄膜は使用状態において常時所定方向への配向状態を維持し、該第3の磁性薄膜は、該第2の磁性薄膜のキュリー温度以上に局所加熱された時に、該局所加熱部位において磁化反転することを特徴とする磁性薄膜から構成される磁界発生手段。
IPC (1件):
G11B11/105
FI (2件):
G11B11/105 516K ,  G11B11/105 511G
Fターム (3件):
5D075CC02 ,  5D075EE03 ,  5D075FF12
引用特許:
出願人引用 (3件)

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