特許
J-GLOBAL ID:200903004339703176

曲げ加工性に優れたりん青銅条

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091074
公開番号(公開出願番号):特開2004-002988
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】端子・コネクタ等の電子部品用に用いられるりん青銅条であって、端子にプレス整形する際の曲げ加工性を改善したりん青銅を提供する。【解決手段】過酸化水素水とアンモニアを含有する水溶液を用いたエッチングによって現出した断面結晶粒組織の中に、白色或いは黒色の不均一なスジ状の組織が存在し、そのスジ状の組織を含む領域のSn濃度の最大値と最小値との差が、母材Sn濃度の5〜40%(ΔCSnが5〜40%)となる金属組織を有するりん青銅条であって、しかもその製造工程が、加工度45%以上の冷間圧延条を最終再結晶焼鈍して結晶粒径(mGS)を0.5〜2μm以下でかつその標準偏差(σGS)を1.5μm以下とし、続いて加工度20〜70%の最終の冷間圧延を施したことを特徴とする曲げ加工性にすぐれた高強度りん青銅条。
請求項(抜粋):
過酸化水素水とアンモニアを含有する水溶液を用いたエッチングによって現出した断面結晶粒組織の中に、白色或いは黒色の不均一なスジ状の組織が存在し、そのスジ状の組織を含む領域のSn濃度の最大値と最小値との差が、母材Sn濃度の5〜40%(ΔCSnが5〜40%)となる金属組織を有するりん青銅条であって、しかもその製造工程が、加工度45%以上の冷間圧延条を最終再結晶焼鈍して結晶粒径(mGS)を0.5〜2μmでかつその標準偏差(σGS)を1.5μm以下とし、続いて加工度20〜70%の最終の冷間圧延を施したことを特徴とする曲げ加工性にすぐれた高強度りん青銅条。
IPC (2件):
C22C9/02 ,  H01B1/02
FI (2件):
C22C9/02 ,  H01B1/02 A
Fターム (5件):
5G301AA08 ,  5G301AA20 ,  5G301AA30 ,  5G301AB05 ,  5G301AD03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 高力高導電性銅合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-120359   出願人:日鉱金属株式会社
  • 高力高導電性銅合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-350998   出願人:日鉱金属株式会社
  • 特開平4-056755

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