特許
J-GLOBAL ID:200903004410466598

セメント混合材を用いたダム堤体構造及びダム堤体構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074565
公開番号(公開出願番号):特開平9-268542
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 越流に対する抵抗力が強く、堤体構築に要する堤体材料を減少させることができ、また堤体材料の確保が容易であり、不要な土砂の廃棄場所を必要としないダムの堤体構造及び堤体構築方法を提供すること。【解決手段】 フィルダムの堤体を構築する前工程で生じた土、砂、礫及び岩石の何れかの材料又はこれら二種類以上を含む土質材料を篩い分けること無くセメントと混合してセメント混合材を生成し、該セメント混合材で所定厚さの層を形成すると共に該層を締固める工程を繰返してダムの堤体2を構築した後、該堤体のダム上流側の全面に不透水材料からなる不透水層3を形成する。または、ダムの堤体12は、ダム下流側で標高方向に層状に形成されたセメント混合層14と、ダム上流側で標高方向に層状に形成されたコンクリート層13とで構築し、コンクリート層は地盤、あるいは支持杭を介して地盤により支持する。
請求項(抜粋):
土、砂、礫及び岩石の何れかの材料、又はこれら二種類以上を含む土質材料にセメント及び水を混合してなるセメント混合材でダムの堤体を構築し、ダム上流側の堤体の全面に不透水材料からなる遮水層を設けたことを特徴とするダムの堤体構造。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 原位置コンクリート施工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-117158   出願人:前田建設工業株式会社, 清水建設株式会社, 株式会社竹中土木
  • 特開昭52-087828
  • 特開昭58-091212
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