特許
J-GLOBAL ID:200903004501942120

冷間工具鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-007198
公開番号(公開出願番号):特開2006-193790
出願日: 2005年01月14日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】低硬度化を実現して、冷間加工や切削加工を行い易い冷間工具鋼を提供する。【解決手段】冷間工具鋼は、重量%で、0.6%≦C≦1.60%、0.10%≦Si1.20%、0.10%≦Mn≦0.60%、5.5%≦Cr≦13.0%、0.80%≦Mo+0.5W≦2.10%、0.10%≦V≦0.40%、0.0002≦O≦0.0080%、0.001≦Al≦0.10を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、変態点Ar3が750°C以上850°C以下であり、(Ar3+50°C)以上1050°C以下の温度に加熱保持する球状化焼きなまし処理の後において組織断面で観察される円相当径範囲0.1μm以上3μm以下に属する炭化物の平均円相当径が0.25μm以上0.8μm以下であり、前記球状化焼きなまし処理後におけるブリネル硬さがHB179以上HB235以下であり、且つ、JIS G 0555に規定されるB系及びC系介在物における鋼の清浄度が(dB+dC)60X400≦0.05%であり、K値=Cr(%)-6.8XC(%)としたとき当該K値が0.1以上3.5以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重量%で、0.6%≦C≦1.60%、0.10%≦Si≦1.20%、0.10%≦Mn≦0.60%、5.5%≦Cr≦13.0%、0.80%≦Mo+0.5W≦2.10%、0.10%≦V≦0.40%、0.0002%≦O≦0.0080%、0.001≦Al≦0.10を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなり、 変態点Ar3が750°C以上850°C以下であり、(Ar3+50°C)以上1050°C以下の温度に加熱保持する球状化焼きなまし処理の後において組織断面で観察される円相当径範囲0.1μm以上3μm以下に属する炭化物の平均円相当径が0.25μm以上0.8μm以下であり、前記球状化焼きなまし処理後におけるブリネル硬さがHB179以上HB235以下であり、且つ、JIS G 0555に規定されるB系介在物及びC系介在物における鋼の清浄度が(dB+dC)60×400≦0.05%であり、K値=Cr(%)-6.8×C(%)としたとき当該K値が0.1以上3.5以下であることを特徴とする冷間工具鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/60
FI (4件):
C22C38/00 302E ,  C21D6/00 L ,  C22C38/24 ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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