特許

J-GLOBAL ID：200903004528763090

セルロースの生成方法

発明者： 新井 邦夫 ,  阿尻 雅文 ,  服部 秀雄 ,  佐々木 満
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社コンポン研究所
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-210537
公開番号（公開出願番号）：特開2002-020401
出願日： 2000年07月11日
公開日（公表日）： 2002年01月23日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 超臨界状態又は亜臨界状態の水を利用して純粋なII型セルロースを単純な工程で得る方法の提供。【解決手段】 反応管にI型セルロースを水中に分散させたスラリーと、高温高圧の水とを合流して導入する。反応管内でI型セルロースと超臨界状態又は亜臨界状態の熱水とを所定時間接触させる。これによって、I型セルロースの水素結合が部分的に解け、I型セルロースは超臨界又は亜臨界状態の水中に溶解する。反応管から排出されたセルロース溶解液を冷却器において冷却し、常温常圧或いはそれ以下の温度にする。得られたサンプルについて、静置し、前記I型セルロースより重合度の低いII型セルロースの結晶を析出させ、得られたII型セルロースを溶媒から分離する。

請求項（抜粋）：

超臨界状態または亜臨界状態の水を溶媒としてI型セルロースの水素結合を部分的に解くことで、I型セルロースを超臨界または亜臨界状態の水中に溶解させ、その後常温常圧あるいはそれ以下の温度に戻すことで前記I型セルロースより重合度の低いII型セルロースを得るセルロースの生成方法。

Fターム (12件)：

4C090AA05 ,  4C090BA24 ,  4C090BB12 ,  4C090BB33 ,  4C090BB36 ,  4C090BB52 ,  4C090CA04 ,  4C090CA05 ,  4C090CA20 ,  4C090DA23 ,  4C090DA27 ,  4C090DA29

引用特許：

審査官引用 (3件)

• セルロース複合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-115091   出願人：旭化成工業株式会社
• 微細セルロ-ス含有複合物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-002851   出願人：旭化成工業株式会社
• 天然又は合成高分子化合物の選択的加水分解及び/又は熱分解方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-255725   出願人：株式会社神戸製鋼所