特許
J-GLOBAL ID:200903004552316801

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174872
公開番号(公開出願番号):特開平11-020650
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキペダルの移動が制限される時間を調整して、良好なペダルフィールのアンチスキッド制御装置を提供する。【解決手段】 アンチスキッド制御時において、所定時間以上の間、複数の車輪1〜4のいずれについても増圧制御が実行される予定がないか否かを判定し、いずれの車輪についても増圧制御を行う予定がないと判定が成された場合には、複数の車輪1〜4のうち少なくも1つの車輪について前記所定時間内に増圧制御を実行するように複数の2位置弁21〜24を制御する。すなわち、保持制御を行うときには運転者はブレーキペダル29を踏み込むことができないが、増圧制御時には運転者はブレーキペダル29を踏み込む事ができる。このため、運転者が板感を受ける前に増圧制御を行うようにする。
請求項(抜粋):
車両制動時に複数の車輪(1〜4)のそれぞれに車輪制動力を付与する複数のホイールシリンダ(11〜14)と、前記車両制動時に前記複数のホイールシリンダに向けてブレーキ液を付与するマスタシリンダ(16)と、前記マスタシリンダと前記複数のホイールシリンダのそれぞれとを連通する複数の管路と、前記複数の車輪のスリップ状態を検知するスリップ状態検知手段(7000)と、前記スリップ状態検知手段の検知結果に基づいて前記複数のホイールシリンダにかかるブレーキ液圧を調整してアンチスキッド制御を行うアンチスキッド制御手段と、前記複数の管路のそれぞれに設けられ、前記アンチスキッド制御手段によって制御される複数の弁手段(21〜24、31〜34)とを備えおり、前記アンチスキッド制御手段は、前記アンチスキッド制御時において、前記複数のホイールシリンダのいずれかのブレーキ液圧を減圧する減圧制御又は保持する保持制御を行う場合には、当該減圧・保持するホイールシリンダに対応する前記弁手段を制御して前記マスタシリンダと当該減圧するホイールシリンダの間におけるブレーキ液の流動を禁止し、前記複数のホイールシリンダのいずれかのブレーキ液圧を増圧する増圧制御を行う場合には、当該増圧するホイールシリンダに対応する前記弁手段を制御して前記マスタシリンダと当該増圧するホイールシリンダの間におけるブレーキ液の流動を許容するようになっており、前記アンチスキッド制御手段は、前記アンチスキッド制御時において、所定時間以上の間、前記複数の車輪のいずれについても増圧制御が実行される予定がないか否かを判定する判定手段(410、420)を備え、前記判定手段によっていずれの車輪についても増圧制御を行う予定がないと判定が成された場合には、前記アンチスキッド制御手段は、前記複数の車輪のうち少なくも1つの車輪について前記所定時間内に所望の増圧制御を実行するように前記複数の弁手段を制御することを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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