特許
J-GLOBAL ID:200903004555225181

電気泳動用部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140720
公開番号(公開出願番号):特開平11-326274
出願日: 1998年05月22日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【目的】 マイクロチップ電気泳動の分離能を向上させる。【構成】 交差部12に試料を導くために、リザーバ18a〜18c,18fに1.2kV、リザーバ18eに1.0kVの電圧を印加し、リザーバ18dを接地する。このとき、交差部12の電位は約0.78Vとなる。電気浸透流により試料流路10には図2(C),(D)に示すようなシースフローが形成され、試料は図中の斜線部(シースフローの中央部)に沿って交差部12に導かれる。交差部12に導いた試料を分析流路8に導くために、リザーバ18dに1.0kVの電圧を印加し、リザーバ18fを接地する。過剰量の試料が試料流路10から流れ込むのを防止するために、リザーバ18a〜18c,18dに0.5kVの電圧を印加する。このようにして、図2(E)に示すように、薄いサンプルプラグを分析流路に導入することができる。
請求項(抜粋):
一対の透明板状部材を備え、少なくとも一方の板状部材の表面に液が流れる溝が形成され、いずれかの板状部材にはその溝に対応する位置に貫通穴が設けられ、これら板状部材が前記溝を内側にして貼り合わされてその溝により流路を形成してなる電気泳動用部材において、前記溝は、試料を分離する分析流路と、前記分析流路と交差し、試料を交差部に導く試料流路と、前記試料流路の試料注入側の端部と前記交差部との間で交差する第3の流路と、を備えたことを特徴とする電気泳動用部材。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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