特許
J-GLOBAL ID:200903004690764750

鉄筋コンクリート造の建造物における構成材の材端固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-355671
公開番号(公開出願番号):特開2003-155778
出願日: 2001年11月21日
公開日(公表日): 2003年05月30日
要約:
【要約】【課題】 鉄筋コンクリート建造物の固定構造において、地震の際に柱や梁の破損を軽減する。【解決手段】 柱1(構成材)と基礎2(基部)とを通る連続した鉄筋10により、柱1の下端(材端)が基礎2に固定されている。柱1の下端部において鉄筋10の外周には補強筒20が装着されている。鉄筋10において、補強筒20の上端から所定長さにわたる領域(第1領域N)では、補強筒20との付着強度が十分である。また、下端から所定長さの領域(第2領域Y)では、補強筒20との付着強度が実質的にゼロである(アンボンド状態)。上記第2領域Yが、地震の際に優先的に降伏する降伏予定部となる。
請求項(抜粋):
構成材の材端をこの構成材より曲げ剛性の大きな基部に固定するために、連続した鉄筋を構成材と基部に通すようにした鉄筋コンクリート造の建造物における構成材の材端固定構造において、上記構成材側の鉄筋の材端隣接領域の外周には補強筒が配されており、補強筒内における少なくとも構成材側の領域での鉄筋と補強筒との付着強度が、鉄筋と構成材のコンクリートとの付着強度より低く、この領域の鉄筋が地震の際に降伏する降伏予定部として提供されることを特徴とする鉄筋コンクリート造の建造物における構成材の材端固定構造。
IPC (3件):
E04B 1/20 ,  E04B 1/58 502 ,  E04C 5/01
FI (3件):
E04B 1/20 F ,  E04B 1/58 502 ,  E04C 5/01
Fターム (13件):
2E125AA04 ,  2E125AA13 ,  2E125AC04 ,  2E125AG04 ,  2E125AG31 ,  2E125BA02 ,  2E125BB08 ,  2E125BD01 ,  2E125BE07 ,  2E125CA82 ,  2E164AA02 ,  2E164AA11 ,  2E164BA04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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