特許
J-GLOBAL ID:200903004758714978
圧電トランスデューサおよびそれを用いた液滴噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 暁夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-020335
公開番号(公開出願番号):特開2002-359410
出願日: 2002年01月29日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】 低電圧で大きな変位が得られる圧電アクチュエータを用いたインク滴噴射装置を提供する。【解決手段】 圧電トランスデューサ100は、インク室50の中央部に対応する中央部内部電極層20と、隣り合うインク室50間を隔てる隔壁に対応する一対の端部内部電極層40、40と、両電極層間に位置する一対の境界部内部電極層30とを備える。電極層20と電極層30との間の第1の領域300はインク室の幅方向と平行な方向220に分極され、電極層30と電極層40との間の第2の領域310は圧電セラミックス層の積層方向に分極されている。電極層20と電極層40とを接地し、電極層30に電圧を印加すると、一対の領域310は厚みすべり変形効果によりそれぞれインク室の外側へ平行四辺形状に変形し、第1の領域300は、縦効果変形して、第2の領域310の変形を助長するように伸張する。
請求項(抜粋):
1枚の圧電セラミックス層乃至複数枚の積層された圧電セラミックス層と、該圧電セラミックス層の面に沿う方向に間隔をおいて配置された複数の電極とを備え、該複数の電極のうち一部の複数の電極からなる第1群の電極間に挟まれた前記圧電セラミックス層の第1の領域と、該第1の領域の両側に位置する複数の電極からなる第2群の電極の間に挟まれる圧電セラミックス層の一対の第2の領域とを形成し、該第2の領域を、該第2群内の電極が対向する方向とほぼ直交する方向に分極してなり、各群の電極に駆動電圧を印加することにより、前記一対の第2の領域にそれぞれ分極方向とほぼ直交する駆動電界を生じさせて該各第2の領域を圧電厚みすべり効果により、前記第1の領域の全体を一方に偏倚させるように傾斜変位させ、且つ前記第1の領域を、該変位した前記一対の第2の領域の間の空間を増大する方向に変位させることを特徴とする圧電トランスデューサ。
IPC (6件):
H01L 41/083
, B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/16
, H01L 41/09
, H01L 41/187
FI (5件):
H01L 41/08 S
, B41J 3/04 103 A
, B41J 3/04 103 H
, H01L 41/08 U
, H01L 41/18 101 D
Fターム (9件):
2C057AF93
, 2C057AG44
, 2C057AG45
, 2C057AG47
, 2C057AP02
, 2C057AP15
, 2C057AP90
, 2C057BA04
, 2C057BA14
引用特許:
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