特許
J-GLOBAL ID:200903004781477711

磁性流体検出方法および磁性流体検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-324788
公開番号(公開出願番号):特開2003-128590
出願日: 2001年10月23日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】外部磁気ノイズの影響を受けることなく、磁性流体が多く滞留している部位を非侵襲的に同定することができる励磁式直交磁界検出方法を用いた磁性流体検出方法および磁性流体検出装置を提供する。【解決手段】 測定部位に対して直流または交流の局所的な磁界を励磁する励磁手段1、励磁磁界に対して直交する磁界成分を計測する近接した位置に配置された複数の磁界検出手段2および3、磁界検出手段2および3から信号の供給を受け、2つの信号の差分を増幅して、印加磁界が直流である場合には磁界の差分強度を、印加磁界が交流である場合には差分磁界の交流振幅値を得る差動増幅手段によって構成する。
請求項(抜粋):
内部で液体通流が可能である物質1に対して外部から常磁性を有する磁性流体2を注入する注入ステップS1と、前記磁性流体2を励磁するための直流あるいは交流の磁界を印加する励磁ステップS2と、印加磁界と直交する同一磁界方向成分の磁界強度を近接した少なくとも2ヶ所以上で測定する測定ステップS3と、前記測定ステップで測定された信号の差分を増幅する増幅ステップS4と、前記励磁ステップS2において直流磁界を印加した場合には前記増幅ステップS4で増幅された信号の絶対値を、あるいは交流磁界を印加された場合には前記増幅ステップS4で増幅された信号の振幅値を演算する演算ステップS5と、前記励磁ステップS2における励磁部位と前記測定ステップS3の測定部位を連動して移動させることにより前記演算ステップS5が最大値となる物質部位を捜す探索ステップS6とにより構成され、前記磁性流体2の比透磁率が周囲物質に比して高いことによる局所磁界分布の歪みを計測することにより、物質内部に最も多くの磁性流体が滞留している部位を同定することを特徴とする磁性流体検出方法。
IPC (2件):
A61K 49/00 ,  A61B 5/05
FI (2件):
A61K 49/00 C ,  A61B 5/05 A
Fターム (12件):
4C027AA10 ,  4C027BB00 ,  4C027CC01 ,  4C027EE00 ,  4C027FF03 ,  4C027GG07 ,  4C085HH20 ,  4C085JJ03 ,  4C085KA28 ,  4C085KB08 ,  4C085LL03 ,  4C085LL18
引用特許:
審査官引用 (3件)

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