特許
J-GLOBAL ID:200903004847170787

外燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-070267
公開番号(公開出願番号):特開2008-231975
出願日: 2007年03月19日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】熱損失を低減し、効率の向上を図る。【解決手段】作動媒体14が液相状態で流動可能に封入された容器10と、液相状態の作動媒体14の一部を加熱して蒸発させる多数個の蒸発部201〜204と蒸発部201〜204で蒸発した作動媒体14を冷却して凝縮させる多数個の凝縮部221〜224と、作動媒体14の液相部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部11とを備え、多数個の蒸発部201〜204は、共通の熱源から熱の供給を受けるようになっており、熱源に近い蒸発部ほど、作動媒体14の液相部分が出力部11側から多数個の蒸発部201〜204側に向かって変位したときに流入する作動媒体14の液相部分の液量を多くし、熱源から離れた蒸発部ほど当該液量を少なくする流入液量調整手段を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
1本の集合管(15)と、前記集合管(15)より分岐する多数本の分岐管(161〜164)とを有し、作動媒体(14)が液相状態で流動可能に封入された容器(10)と、 前記多数本の分岐管(161〜164)のうち前記集合管(15)と反対側の端部と連通し、液相状態の前記作動媒体(14)の一部を加熱して蒸発させる多数個の蒸発部(201〜204)と、 前記多数本の分岐管(161〜164)の少なくとも一部に形成され、前記蒸発部(201〜204)で蒸発した前記作動媒体(14)を冷却して凝縮させる多数個の凝縮部(221〜224)と、 前記集合管(15)のうち前記多数本の分岐管(161〜164)と反対側の端部と連通し、前記作動媒体(14)の液相部分の変位を機械的エネルギに変換して出力する出力部(11)とを備え、 前記多数個の蒸発部(201〜204)は、共通の熱源から熱の供給を受けるようになっており、 前記多数個の蒸発部(201〜204)で前記作動媒体(14)を蒸発させて前記作動媒体(14)の液相部分を前記出力部(11)側に向かって変位させる第1行程と、前記第1行程にて蒸発した前記作動媒体(14)を前記多数個の凝縮部(221〜224)で凝縮させて前記作動媒体(14)の液相部分を前記多数個の蒸発部(201〜204)側に向かって変位させる第2行程とを交互に繰り返し行う外燃機関において、 前記第2行程にて前記作動媒体(14)の液相部分が前記出力部(11)側から前記多数個の蒸発部(201〜204)側に向かって変位したときに、前記多数個の蒸発部(201〜204)のうちいずれか1つの蒸発部に流入する前記作動媒体(14)の液相部分の液量を流入液量としたとき、 前記多数個の蒸発部(201〜204)のうち前記熱源に近い蒸発部ほど前記流入液量を多くし、前記多数個の蒸発部(201〜204)のうち前記熱源から離れた蒸発部ほど前記流入液量を少なくする流入液量調整手段を備えることを特徴とする外燃機関。
IPC (3件):
F03G 7/06 ,  F01B 29/10 ,  F01B 29/12
FI (3件):
F03G7/06 J ,  F01B29/10 ,  F01B29/12
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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