特許
J-GLOBAL ID:200903004869087360

樹脂製スラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 世良 和信 ,  和久田 純一 ,  坂井 浩一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-320662
公開番号(公開出願番号):特開2008-133904
出願日: 2006年11月28日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】より確実な摩擦抵抗の低減を図ると共に、製作性が向上される樹脂製スラスト軸受を提供する。【解決手段】軸の段差面と、軸が挿入されるハウジングの軸穴の段差面との間に装着され、軸を支える樹脂製スラスト軸受1であって、軸の段差面に摺接する摺動面と、軸の段差面との間に隙間を形成する凹部12と、摺動面と凹部12との間に設けられ、軸の段差面との間の隙間を軸の回転方向に摺動面に近づくにしたがって狭くするように傾斜して、軸の段差面との間に楔状隙間を形成する傾斜面13と、を備え、軸とハウジングとの相対回転により、楔状隙間内に生じる潤滑油の流れによって、樹脂製スラスト軸受1が軸の段差面から離れる向きに作用する動圧が発生し、該動圧の発生により、軸の段差面と摺動面との間に潤滑油膜が形成される樹脂製スラスト軸受1において、軸荷重を受けたときに、傾斜面13の傾斜角度が潤滑油膜の形成に適した角度となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸に同心に形成された大径部と小径部との間の段差面と、前記軸が挿入されるハウジングの軸穴に同心に形成された大径部と小径部との間の段差面との間に装着され、前記軸を支える樹脂製スラスト軸受であって、 前記軸の段差面に摺接する摺動面と、 前記軸の段差面との間に隙間を形成する凹部と、 前記摺動面と前記凹部との間に設けられ、前記軸の段差面との間の隙間を前記軸の回転方向に前記摺動面に近づくにしたがって狭くするように傾斜して、前記軸の段差面との間に楔状隙間を形成する傾斜面と、を備え、 前記軸と前記ハウジングとの相対回転により、前記楔状隙間内に生じる潤滑油の流れによって、樹脂製スラスト軸受が前記軸の段差面から離れる向きに作用する動圧が発生し、 該動圧の発生により、前記軸の段差面と前記摺動面との間に潤滑油膜が形成される樹脂製スラスト軸受において、 軸荷重を受けたときに、前記傾斜面の傾斜角度が前記潤滑油膜の形成に適した角度となることを特徴とする樹脂製スラスト軸受。
IPC (4件):
F16C 27/00 ,  F16C 17/04 ,  F16C 17/18 ,  F16C 33/20
FI (4件):
F16C27/00 A ,  F16C17/04 Z ,  F16C17/18 ,  F16C33/20 Z
Fターム (14件):
3J011AA07 ,  3J011BA09 ,  3J011CA06 ,  3J011JA02 ,  3J011KA03 ,  3J011MA01 ,  3J011PA02 ,  3J011SC01 ,  3J012AB12 ,  3J012BB02 ,  3J012CB05 ,  3J012DB04 ,  3J012DB09 ,  3J012EB07
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 実開平3-123118号公報
  • 摺動部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-225040   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • ウェーブワッシャ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-084773   出願人:トヨタ自動車株式会社
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