特許
J-GLOBAL ID:200903004919591596
燃料噴射ポンプ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-001429
公開番号(公開出願番号):特開2003-201935
出願日: 2002年01月08日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 設計の自由度が高く、収容室へ流入する燃料の流れを利用して摺動部における焼き付きを低減し、摺動部の寿命が延長される燃料噴射ポンプを提供する。【解決手段】 フィードポンプで加圧された燃料は、連通路53を経由して収容室40へ供給される。連通路53の収容室40側の端部53aは、カム21が一回転する間に、少なくとも一度カム21の外壁21aとブッシュ23の内壁23aとから形成される摺動部と対向する。連通路53を流れる燃料はオリフィス56で流量が制限されるため、連通路53の収容室40側の端部53aから摺動部へ向けて噴射される。これにより、摺動部には連通路53から噴射された燃料が吹き付けられ、燃料は摺動部へ強制的に供給される。したがって、フィードポンプから収容室40へ流入する燃料の流れを利用して摺動に燃料を供給することができ、摺動部における焼き付きを低減することができる。
請求項(抜粋):
加圧室に吸入された燃料を加圧するプランジャと、カムが偏心して一体に形成されている駆動軸と、前記カムの外周側に設けられ、前記駆動軸の回転にともなって自転することなく公転し、前記駆動軸から前記プランジャへ駆動力を伝達するカムリングと、前記カムリングと前記駆動軸との間に設けられ、前記カムとの間に摺動部を形成するブッシュと、前記駆動軸の回転にともなって前記加圧室へ燃料を供給するフィードポンプと、前記プランジャを軸方向へ往復移動可能に支持し、前記プランジャとともに前記加圧室を形成するシリンダ、前記カムおよび前記カムリングが収容される収容室、前記フィードポンプの燃料出口側と前記収容室とを連通する連通路を有するハウジングとを備え、前記連通路の前記収容室側の端部は、前記カムがある回転位置にあるとき、前記摺動部と対向する位置に開口していることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
IPC (3件):
F02M 59/44
, F02M 59/06
, F02M 59/10
FI (4件):
F02M 59/44 J
, F02M 59/06
, F02M 59/10 C
, F02M 59/10 D
Fターム (9件):
3G066AA07
, 3G066AC09
, 3G066AD02
, 3G066BA49
, 3G066CA01S
, 3G066CA36
, 3G066CD06
, 3G066CD09
, 3G066CE02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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燃料噴射ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-270959
出願人:株式会社デンソー
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燃料噴射ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-183788
出願人:トヨタ自動車株式会社
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インナカム式燃料噴射ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-147954
出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本電装株式会社
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