特許
J-GLOBAL ID:200903005024710200
リクライニング装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-295968
公開番号(公開出願番号):特開平11-128015
出願日: 1997年10月28日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】リクライニング装置を構成するラチェット歯部の先端角部におけるプレス加工に起因するダレを解消し、かつ、熱処理時の熱歪みに起因するラチェット歯部の加工精度のバラツキを解消する。【解決手段】シートクッションおよびシートバックのいずれかに固定されるアーム21に設けられるラチェット20aを、ラチェット本体21bと、歯部27cを有してラチェット本体21bの支持部26に重合して固定される複数の薄板状の歯部形成部材27とにより構成し、重合する歯部27cによりラチェット歯部27eを形成する。各歯部形成部材27は薄板状であるため、歯部27cのプレス加工に起因するダレが解消され、かつ、熱処理後の歯部形成部材27に歯部27cを形成することにより、熱処理時の熱歪みに起因するラチェット歯部の加工精度のバラツキが解消される。
請求項(抜粋):
シートクッションの後端部に固定される第1のアームと、シートバックの下端部に固定され前記第1のアームとヒンジピンを介して前後方向へ回動可能に連結される第2のアームと、これら両アームの一方に設けられ前記ヒンジピンを中心軸とするラチェット歯部を有するラチェットと、前記両アームの他方に前記ラチェット歯部に対して進退可能に支持されて同ラチェット歯部に噛合するスライドポールを備え、同スライドポールの前記ラチェット歯部に対する噛合をレリーズハンドルの操作により解除するリクライニング装置において、前記ラチェットを、ラチェット本体と、前記スライドポールに噛合する歯部を有して前記ラチェット本体の支持部に固定されて重合される複数の薄板状の歯部形成部材とにより構成して、これら歯部形成部材の重合された歯部にて前記ラチェット歯部を形成したことを特徴とするリクライニング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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