特許
J-GLOBAL ID:200903005046804292
車両用制振制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-081659
公開番号(公開出願番号):特開2005-269834
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】制振制御のフィードバック成分である第2のトルク目標値の大きさを制限しても、制振効果を発揮させる。 【解決手段】制御ブロック33は、バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、モータ回転速度推定値と、モータ回転速度検出値との偏差に基づいて、第2のトルク目標値Tm2*を算出する。リミッタ35は、第2のトルク目標値Tm2*が所定の大きさ以下になるように制限して、加算器34に出力する。制御ブロック31は、第1のトルク目標値Tm1*と第2のトルク目標値Tm2*とを加算して得られる第4のトルク目標値Tm4*に基づいて、モータ回転速度を推定する。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
トルク指令値に基づいて、前記モータを制御するモータ制御手段と、
車両情報に基づいて、第1のトルク目標値を算出する第1のトルク目標値算出手段と、
前記第1のトルク目標値算出手段により算出された第1のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)および車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性の理想モデルGm(s)で構成されるGm(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、第1のトルク目標修正値を算出する第1のトルク目標修正値算出手段と、
第4のトルク目標値に対して、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)なる特性を有するフィルタ処理を施して、前記モータの回転速度推定値を求めるモータ回転速度推定手段と、
バンドパスフィルタの特性を有する伝達特性H(s)および前記伝達特性のモデルGp(s)で構成されるH(s)/Gp(s)なる特性を有するフィルタを備え、前記モータ回転速度推定手段にて推定された回転速度推定値と、前記回転速度検出手段により検出されたモータ回転速度との偏差を前記フィルタに通すことにより、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値算出手段と、
前記第1のトルク目標修正値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値と、前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値とを加算して、前記第4のトルク目標値を算出する第4のトルク目標値算出手段と、
前記第2のトルク目標値算出手段により算出された第2のトルク目標値を所定のトルク範囲内に制限して、第3のトルク目標値を算出する第3のトルク目標値算出手段と、
前記第1のトルク目標値算出手段により算出された第1のトルク目標修正値と、前記第3のトルク目標値算出手段により算出された第3のトルク目標値とを加算して、前記モータ制御手段に入力するトルク指令値を算出するトルク指令値算出手段とを備えることを特徴とする車両用制振制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (24件):
5H115PA01
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI16
, 5H115PI29
, 5H115QN06
, 5H115SE04
, 5H115TO21
, 5H501AA01
, 5H501BB05
, 5H501CC04
, 5H501DD04
, 5H501GG03
, 5H501HB07
, 5H501JJ26
, 5H501LL32
, 5H550AA01
, 5H550BB05
, 5H550CC04
, 5H550DD04
, 5H550GG03
, 5H550HB07
, 5H550JJ26
, 5H550LL32
引用特許:
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