特許
J-GLOBAL ID:200903058666242843
電動モータを用いた車両の制振制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-183519
公開番号(公開出願番号):特開2003-009566
出願日: 2001年06月18日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】 停止状態、或いは減速状態からアクセルを踏み込んだ場合においても、確実に制振効果を得ることのできる電動モータを用いた車両の制振制御装置を提供することが課題である。【解決手段】 モータの回転速度データを検出するするモータ回転角センサ1と、第1のトルク目標値T*を設定するモータトルク設定部3と、制振制御部4とモータトルク制御部5とを有する。また、制振制御部4は、Gp(s)なる伝達特性を有する制御ブロック13と、該制御ブロック13の出力とモータ回転数との偏差を求める減算器14と、H(s)/Gp(s)なる伝達特性を有する制御ブロック15とを有する。この際、H(s)の分母次数と分子次数との差分は、Gp(s)の分母次数と分子次数の差以上となるように設定される。このような構成により、制振効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
電動モータを動力源とする車両において、前記電動モータの回転速度データを検出するモータ回転速度検出手段と、当該車両の各種車両情報に基づいて、第1のトルク目標値を設定する第1のトルク目標値設定手段と、車両へのトルク入力とモータ回転速度の伝達特性のモデルGp(s)に相当する特性を具備したフィルタを有し、設定されるモータトルク指令値を入力して、前記電動モータの回転速度推定値を得るモータ回転速度推定手段と、前記モータ回転速度推定手段にて推定された回転速度推定値と、前記モータ回転速度検出手段にて検出された回転速度データとの偏差を演算する減算手段と、分母次数と分子次数との差分が、前記モデルGp(s)の分母次数と分子次数との差分以上となる伝達特性H(s)を用いたモデルH(s)/Gp(s)を具備したフィルタを有し、前記減算手段で算出された偏差が入力されて、第2のトルク目標値を算出する第2のトルク目標値設定手段と、前記第1のトルク目標値と、前記第2のトルク目標値とを加算し、この加算値をモータトルク指令値として、前記モータ回転速度推定手段に出力するモータトルク指令値演算手段と、前記モータトルク指令値に前記電動モータの出力トルクが一致、或いは追従するように制御するモータトルク制御手段と、を具備したことを特徴とする電動モータを用いた車両の制振制御装置。
IPC (8件):
H02P 5/00 ZHV
, H02P 5/00
, B60L 15/20
, F02D 29/02
, G05B 11/32
, G05B 11/36 501
, G05B 13/02
, B60K 6/02
FI (8件):
H02P 5/00 ZHV K
, H02P 5/00 X
, B60L 15/20 J
, F02D 29/02 D
, G05B 11/32 F
, G05B 11/36 501 E
, G05B 13/02 S
, B60K 9/00 E
Fターム (45件):
3G093AA07
, 3G093AA16
, 3G093BA33
, 3G093DA06
, 3G093DB01
, 3G093EA02
, 3G093EB00
, 3G093EC02
, 3G093FA03
, 5H004GA09
, 5H004GB12
, 5H004HA10
, 5H004HB08
, 5H004JA13
, 5H004KB13
, 5H004KB23
, 5H004KB27
, 5H004KB29
, 5H004KB32
, 5H004KB33
, 5H004LA02
, 5H004LA13
, 5H004MA14
, 5H115PA01
, 5H115PG04
, 5H115PI11
, 5H115PU21
, 5H115QE08
, 5H115QE10
, 5H115QE16
, 5H115QH02
, 5H115QI24
, 5H115RE03
, 5H115TO04
, 5H550AA16
, 5H550BB05
, 5H550EE05
, 5H550FF02
, 5H550FF04
, 5H550GG05
, 5H550JJ04
, 5H550JJ26
, 5H550LL22
, 5H550LL32
, 5H550LL47
引用特許: