特許
J-GLOBAL ID:200903005061635740

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-318756
公開番号(公開出願番号):特開平7-164868
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 暖房運転から除湿運転へ、または除湿運転から暖房運転への切り換えを行なった時の異音の発生を防止すること。【構成】 暖房運転中に除湿スイッチがONされると、まず、第1電磁弁30がOFFされて第1迂回路33を閉じる。続いて、冷凍サイクル4の高圧圧力が或る規定値より高い場合は、インバータの周波数を段階的に低減して、高圧圧力を低下させる。高圧圧力が規定値P以下まで低下した後、第2電磁弁31をONして第2迂回路34を開き、再びインバータの周波数を低減する以前の設定値に戻すことにより、正規の除湿運転が行なわれる。なお、高圧圧力が規定値以下となるまでにインバータの周波数が予め決められた最低値に達した場合は、その時点で第2電磁弁31をONして、再びインバータの周波数を低減以前の設定値に戻す。
請求項(抜粋):
a)車室内に空気を導くダクトと、b)このダクト内に空気を導入して前記車室内へ送る送風機と、c)吸引した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機と、d)この冷媒圧縮機を駆動する電動モータと、e)運転モードに応じて前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒の循環方向を切り換える循環方向切換手段と、f)前記ダクト内に配されて、前記運転モードが冷房モードおよび除湿モードの時に、低温低圧の冷媒との熱交換によって通過する空気を冷却する室内蒸発器と、g)前記ダクト内で前記室内蒸発器の風下に配されて、前記運転モードが暖房モードおよび除湿モードの時に、高温高圧の冷媒との熱交換によって通過する空気を加熱する室内凝縮器と、h)車室外に配されて、前記冷房モードの時に冷媒凝縮器として機能し、前記暖房モードの時に冷媒蒸発器として機能する室外熱交換器と、i)前記冷房モードおよび前記除湿モードの時に、前記室外熱交換器より導かれた冷媒を減圧膨脹して前記室内蒸発器へ供給する第1減圧装置と、j)前記暖房モードの時に、前記室内凝縮器より導かれた冷媒を減圧膨脹して前記室外熱交換器へ供給する第2減圧装置と、k)前記暖房モードの時に、前記室外熱交換器より導かれた冷媒を、前記第1減圧装置および前記室内蒸発器を迂回して前記冷媒圧縮機へ導く第1迂回路と、l)この第1迂回路を開閉する第1開閉手段と、m)前記除湿モードの時に、前記室内凝縮器より導かれた冷媒を、前記第2減圧装置を迂回して前記室外熱交換器へ導く第2迂回路と、n)この第2迂回路を開閉する第2開閉手段と、o)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒の高圧圧力を検出する高圧圧力検出手段と、p)前記暖房モードから前記除湿モードへのモード切り換えを指令するモード切換信号を出力する運転モード切換手段と、q)前記モード切換信号が入力されたか否かを判定する信号判定手段と、r)この信号判定手段により前記モード切換信号が入力されたと判定された場合に、前記第1迂回路を閉じるように前記第1開閉手段を制御する第1開閉制御手段と、s)前記信号判定手段により前記モード切換信号が入力されたと判定された場合に、前記高圧圧力検出手段で検出される高圧圧力が所定値以下になるまで前記電動モータの回転速度を低下させる回転速度制御手段と、t)この回転速度制御手段の制御が実行された後、前記第2迂回路を開くように前記第2開閉手段を制御する第2開閉制御手段とを備えた車両用空調装置。
IPC (6件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/32 ,  F25B 1/00 303 ,  F25B 1/00 361 ,  F25B 1/00 371 ,  F25B 13/00 103
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-346100   出願人:日本電装株式会社
  • 空気調和機の運転方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-098538   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭58-028936
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