特許
J-GLOBAL ID:200903005135086832

既存建物の耐震補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-232498
公開番号(公開出願番号):特開2002-047808
出願日: 2000年07月31日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 スパイラル筋を使用せず、現場での施工性の向上が図れると共に、枠付き鉄骨ブレースの周辺枠の中心を柱梁架構の接合面へできるだけ近付け、既存建物の柱梁架構と枠付き鉄骨ブレースの接合部の力学性状について従来工法と同等以上に構成できる、既存建物の耐震補強工法を提供する。【解決手段】 既存建物の柱梁架構の外側面を接合面とし、この接合面に鉄骨周辺枠と鉄骨ブレースとから成る枠付き鉄骨ブレースを増設して耐震補強を行う場合に、柱梁架構の前記接合面にアンカーボルトを打設する。枠付き鉄骨ブレースの周辺枠に、柱梁架構の前記接合面との間の隙間の側面を塞ぐ鋼板を前記アンカーボルトとの干渉を避ける配置に通したボルトで固定して取り付けた後、前記枠付き鉄骨ブレースを柱梁架構の接合位置へ位置決めする。前記周辺枠及び鋼板並びに柱梁架構の接合面で囲まれた空間へモルタル等を充填する。
請求項(抜粋):
既存建物の柱梁架構の外側面を接合面とし、この接合面に鉄骨周辺枠と鉄骨ブレースとから成る枠付き鉄骨ブレースを増設して耐震補強を行う工法において、柱梁架構の前記接合面に突き出るアンカーボルトを打設すること、枠付き鉄骨ブレースの周辺枠に、該周辺枠と柱梁架構の前記接合面との間の隙間の側面を塞ぐ大きさ、形状の鋼板を、前記アンカーボルトとの干渉を避ける配置に通したボルトにより固定して取り付けた後に、前記枠付き鉄骨ブレースを柱梁架構の接合位置へ位置決めすること、前記周辺枠及び鋼板並びに柱梁架構の接合面で囲まれた空間へモルタル等を充填し、前記枠付き鉄骨ブレースを柱梁架構の接合面へ接合すること、をそれぞれ特徴とする、既存建物の耐震補強工法。
Fターム (2件):
2E176AA01 ,  2E176BB28
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る