特許
J-GLOBAL ID:200903005140302420

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051990
公開番号(公開出願番号):特開平10-075955
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】本発明は、血流のパワーを複数フレームにわたって平均化するパワードプラ機能を備えた超音波診断装置に関し、クラッタを低減する。【解決手段】現フレームのみの瞬時的な血流画像(瞬時血流画像)の情報を相対的に強く含む第1のパワー値S1と、現フレームよりも以前のフレームの瞬時血流画像の情報を相対的に強く含む第2のパワー値S2とを比較してクラッタがあらわれた程度をあらわす評価値を算出する比較部50を備え、その比較結果に応じて、あるいは、第1のパワー値S1と第2のパワー値S2とのうちの第1のパワー値S1のみを用いて、フレーム間平均部30の各重み付け手段31,32の重みを制御する。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波パルスビームを繰り返し送信し被検体内の動きに応じてドプラ偏移を受けながら被検体内で反射した超音波を繰り返し受信して、被検体内の所定の断層面内の複数の点の、所定のフレーム時間間隔ごとの血流のパワーもしくは大きさが、複数のフレームにわたって各点毎に平均化されてなる平均化血流画像を生成して表示する超音波診断装置において、超音波を受信することにより得られた受信信号に基づいて、被検体内の所定の断層面内の血流のパワーもしくは大きさの分布を表わす瞬時血流パワー値を、所定のフレーム時間間隔毎に算出する解析部、前記断層面内の各点の血流のパワーもしくは大きさが複数のフレームにわたって各点毎に平均化されてなる平均血流パワー値を記憶するメモリ、前記解析部で今回算出された現フレームの瞬時血流パワー値と、前記メモリから読み出された平均血流パワー値とを各点毎に重み付け加算することにより新たな平均血流パワー値を求めて前記メモリに記憶させるフレーム間平均部、前記フレーム間平均部で求められた平均化血流画像を表示する表示部、相対的に現フレームの瞬時血流パワー値の情報を強く含む所定の第1のパワー値と、相対的に現フレームよりも以前のフレームの瞬時血流パワー値の情報を強く含む所定の第2のパワー値とを比較することにより、現フレームの瞬時血流パワー値にクラッタの情報が含まれている程度をあらわす評価値を算出する比較部、および前記フレーム間平均部においてクラッタの情報が低減された平均血流パワー値が求められるように、前記比較部で算出された評価値に応じて、前記フレーム間平均部における重み付け加算の重みを制御する制御部を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G01B 17/00 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平4-236950
  • フレーム間平均処理方法および超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260960   出願人:ジーイー横河メディカルシステム株式会社
  • 特開平4-236950
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