特許
J-GLOBAL ID:200903005233297310

燃料供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249687
公開番号(公開出願番号):特開平10-089135
出願日: 1996年09月20日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 コモンレール式燃料供給装置において、異常部位の識別が可能な異常判定を実施する。【解決手段】 例えば、車両が減速状態、エンジンブレーキ状態など、燃料噴射が停止される状態にあっては、コモンレールへ燃料を圧送する必要もなくなる。そのような燃料噴射も燃料圧送もなされない状態において、コモンレール圧力PCは、正常時、曲線C0 に示されるような圧力降下速度をもって低下していく。しかし、燃料もれがあると、曲線C2 に示されるように、圧力降下速度は大きくなる。そこで、曲線C1 に示されるような圧力降下速度の判定基準値を設定し、圧力降下速度の検出値がその判定基準値を上回るようであれば、燃料もれと判定する。また、燃料もれがないにもかかわらず、燃料供給指令量が異常となるときは、ポンプ圧送能力低下等の高圧ポンプの異常と判定する。
請求項(抜粋):
高圧ポンプにより蓄圧室へ燃料を圧送するとともに、該蓄圧室から燃料噴射弁を介して内燃機関の気筒へ燃料を噴射する燃料供給装置であって、前記蓄圧室内の燃料の圧力を検出する圧力検出手段と、前記蓄圧室内の燃料の圧力を機関運転状態に応じた所望の圧力に制御すべく、前記圧力検出手段の検出値に基づいて前記蓄圧室に燃料を圧送するための燃料圧送指令量を算出する燃料圧送指令量算出手段と、燃料噴射期間を間に含まない2つの時期として設定される2つの圧力検出時期において前記圧力検出手段により前記蓄圧室内の燃料の圧力を検出し、該検出された圧力に基づき該2つの圧力検出時期における圧力の偏差を算出する圧力偏差算出手段と、前記圧力偏差算出手段によって算出された圧力偏差と前記燃料圧送指令量算出手段によって算出された燃料圧送指令量とに基づいて燃料供給装置の異常部位を判定する異常判定手段と、を具備する燃料供給装置。
IPC (5件):
F02D 41/22 375 ,  F02B 77/08 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 37/00 ,  G01M 15/00
FI (5件):
F02D 41/22 375 ,  F02B 77/08 M ,  F02D 45/00 364 Q ,  F02M 37/00 C ,  G01M 15/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)

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