特許
J-GLOBAL ID:200903005402495895

耐酸化性、耐久性に優れた触媒用メタル担体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115020
公開番号(公開出願番号):特開平8-299808
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 メタル担体を構成するFe-Cr-Al系合金箔の粒界酸化の発生を防止し耐久性を向上すると同時に触媒担持物質の密着性を向上したメタル担体を提供することを目的とする。【構成】 触媒担持物質を担持する前の状態のCr-Al系ステンレス鋼箔から構成されるメタルハニカム体の表面にアスペクト比2以下の塊状酸化物を形成しておき、ついで大気中で950°C以上に加熱保持することによってαアルミナ皮膜を形成する。【効果】 メタル担体を構成するCr-Al系ステンレス鋼箔の粒界酸化の発生を未然に防止し耐久性を向上することができる。この結果、各種排ガス規制や燃費向上に伴う排ガス温度の高温化や複雑な燃焼制御に対応することができる。さらに、触媒担持前にαアルミナを形成することにより、γアルミナを主体とする触媒担持物質の密着性を著しく改善することができる。
請求項(抜粋):
γアルミナを主体とする触媒担持物質を担持するメタル担体において、該触媒担持物質を形成する前の段階で、メタルハニカムを構成する20〜100ミクロン厚のCr-Al系ステンレス鋼箔の表面に、1×10-3Torr〜1×10-6Torrの雰囲気で1000〜1300°Cの温度範囲に加熱あるいは加熱保持することにより、アスペクト比2以下の塊状酸化物を形成し、ついで大気中で950°C以上に加熱保持することによりαアルミナ皮膜を形成し、しかる後γアルミナを主体とする触媒担持物質を担持することを特徴とする耐酸化性、耐久性に優れた触媒用メタル担体の製造方法。
IPC (8件):
B01J 35/04 321 ,  B01J 35/04 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01J 21/04 ,  B01J 23/26 ,  B01J 37/02 301 ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301
FI (8件):
B01J 35/04 321 A ,  B01J 35/04 ZAB ,  B01J 21/04 A ,  B01J 23/26 A ,  B01J 37/02 301 K ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301 P ,  B01D 53/36 ZAB C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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