特許
J-GLOBAL ID:200903005439111264

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-081540
公開番号(公開出願番号):特開2003-278511
出願日: 2002年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 従動軸の位相変化幅を確保しつつ小型化できるバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 第一偏心軸18に第一ブレーキ部40が第一トルクを伝達すると、第一偏心軸18が回転部材12に対し遅角方向に相対回転することで、第一遊星歯車30が第一偏心軸18に対し進角方向に相対回転しつつ回転部材12に対し第一出力軸22及び従動軸4と共に進角方向に相対回転する。第二偏心軸52に第二ブレーキ部70が第二トルクを伝達すると、第二偏心軸52が回転部材12に対し遅角方向に相対回転することで、第二遊星歯車64が第二偏心軸52に対し進角方向に相対回転しつつ回転部材12に対し第二出力軸56及び第一偏心軸18と共に進角方向に相対回転し、第一遊星歯車30が第一偏心軸18に対し遅角方向に相対回転しつつ回転部材12に対し第一出力軸22及び従動軸4と共に遅角方向に相対回転する。
請求項(抜粋):
吸気弁及び排気弁の少なくとも一方を開閉駆動する従動軸に内燃機関の駆動軸の駆動トルクを伝達する伝達系に設けられ、前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、前記従動軸の軸線である従動軸線を回転中心線とする第一内歯車及び第二内歯車を有し、前記駆動軸の前記駆動トルクにより前記従動軸線周りに回転する回転部材と、前記従動軸線に対して偏心し、前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する第一偏心軸と、前記第一偏心軸の外周壁にその第一偏心軸の軸線である第一偏心軸線周りに相対回動可能に支持され、前記第一内歯車に噛み合うことで前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する第一遊星歯車と、前記従動軸に連結され、前記第一遊星歯車に係合することで前記第一遊星歯車の回転に伴い前記従動軸線周りに前記従動軸と一体に回転する第一出力軸と、回転方向とは逆向きの第一トルクを前記第一偏心軸に伝達する第一ブレーキ部と、前記従動軸線に対して偏心し、前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する第二偏心軸と、前記第二偏心軸の外周壁にその第二偏心軸の軸線である第二偏心軸線周りに相対回動可能に支持され、前記第二内歯車に噛み合うことで前記回転部材の回転に伴い前記従動軸線周りに回転する第二遊星歯車と、前記第一偏心軸に連結され、前記第二遊星歯車に係合することで前記第二遊星歯車の回転に伴い前記従動軸線周りに前記第一偏心軸と一体に回転する第二出力軸と、回転方向とは逆向きの第二トルクを前記第二偏心軸に伝達する第二ブレーキ部と、を備え、回転する前記第一偏心軸に前記第一ブレーキ部が前記第一トルクを伝達すると、前記第一偏心軸が前記回転部材に対して遅角方向に相対回転することで、前記第一遊星歯車が前記第一偏心軸に対して進角方向に相対回転しつつ前記回転部材に対して前記第一出力軸及び前記従動軸と共に進角方向に相対回転し、回転する前記第二偏心軸に前記第二ブレーキ部が前記第二トルクを伝達すると、前記第二偏心軸が前記回転部材に対して遅角方向に相対回転することで、前記第二遊星歯車が前記第二偏心軸に対して進角方向に相対回転しつつ前記回転部材に対して前記第二出力軸及び前記第一偏心軸と共に進角方向に相対回転し、前記第一遊星歯車が前記第一偏心軸に対して遅角方向に相対回転しつつ前記回転部材に対して前記第一出力軸及び前記従動軸と共に遅角方向に相対回転することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
Fターム (8件):
3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018DA34 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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