特許
J-GLOBAL ID:200903005507894370

内燃機関の蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307614
公開番号(公開出願番号):特開平10-220307
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 パージ作用による空燃比の大巾な変動を阻止する。【解決手段】 キャニスタ11とサージタンク5とを連結する導管16内にパージ制御弁17を配置し、パージ制御弁17の駆動パルスをデューティ比制御する。燃料タンク15内に多量の蒸発燃料が発生する運転状態になったときにフィードバック補正係数の値を基準値からずれた位置に維持し、フィードバック補正係数が空燃比の変動に追従して変化しうるようにする。
請求項(抜粋):
吸気通路内にパージされる燃料ベーパのパージ率が予め定められた目標パージ率となるように該燃料ベーパのパージ量を制御するパージ制御弁と、空燃比を検出するための空燃比検出手段と、フィードバック補正係数およびパージ空燃比補正係数により燃料噴射量を補正する補正手段とを具備し、フィードバック補正係数は空燃比検出手段により検出された空燃比に基づいて空燃比が目標空燃比となるように基準値に対して増大又は減少し、パージ空燃比補正係数はフィードバック補正係数の変動平均値が該基準値を中心とする予め定められた第1の設定範囲を越えたときにフィードバック補正係数の変動平均値が第1の設定範囲内に戻るように増大又は減少し、フィードバック補正係数の変動しうる変動許容限界が予め定められている内燃機関の蒸発燃料処理装置において、吸入空気中の燃料ベーパ濃度がパージ量の変化に応じて一定濃度以上変化する機関運転状態であるか否かを判断する判断手段を具備し、燃料ベーパ濃度がパージ量の変化に応じて一定濃度以上変化しない機関運転状態のときにはパージ空燃比補正係数によってフィードバック補正係数の変動平均値が該第1の設定範囲内に戻るように制御され、燃料ベーパ濃度がパージ量の変化に応じて一定濃度以上変化する機関運転状態のときにはフィードバック補正係数の変動平均値が上記第1の設定範囲よりも広い予め定められた第2の設定範囲の上限又は下限を越えたときにフィードバック補正係数の変動平均値が夫々第2の設定範囲の上限又は下限付近まで戻るようにパージ空燃比補正係数が増大又は減少せしめられる内燃機関の蒸発燃料処理装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 41/14 310
FI (4件):
F02M 25/08 301 J ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/04 330 B ,  F02D 41/14 310 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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