有機化合物を選択的に酸化するための一体的な方法

発明者： , , , , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：八木田茂 , 浜野孝雄 , 森田哲二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-282420
公開番号（公開出願番号）：特開2004-238388
出願日： 2003年07月30日
公開日（公表日）： 2004年08月26日
要約：

【課題】本発明は有機化合物を選択的に酸化する方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明によれば、下記の工程 I及びII:即ち、溶剤と、ハロゲン非含有酸性樹脂上に担持された貴金属又は半貴金属の少なくとも1種からなる触媒の存在下、水素と酸素とから過酸化水素を製造する工程 I及び過酸化水素溶液を、有機化合物、適当な触媒及び場合により溶剤と、直接、混合して対応する酸化化合物を生成させる工程IIからなる有機化合物の一体的酸化方法が提供される。本発明の一体的酸化方法は処理工程を必要とせず、プロピレンオキシドの製造に特に適している。

請求項（抜粋）：

(i) 水素と酸素とを、ハロゲン非含有酸性樹脂上に担持された周期律表のVII〜XI族に属する貴金属又は半貴金属の少なくとも1種からなる第1触媒の存在下、溶剤中で反応させることにより非酸性過酸化水素溶液を調製し; (ii) 上記非酸性過酸化水素溶液を含有する工程(i)の反応混合物を回収し;ついで (iii) 上記非酸性過酸化水素溶液と有機化合物とを第2触媒の存在下で接触させて酸化生成物を生成させることを特徴とする、直接製造された過酸化水素により有機化合物を選択的に酸化する方法。

IPC (11件)：

C07B33/00 , B01J31/28 , C01B15/029 , C07C37/60 , C07C39/04 , C07C39/08 , C07C249/04 , C07C251/44 , C07D301/12 , C07D303/04 , C07D303/14

FI (11件)：

C07B33/00 , B01J31/28 M , C01B15/029 , C07C37/60 , C07C39/04 , C07C39/08 , C07C249/04 , C07C251/44 , C07D301/12 , C07D303/04 , C07D303/14

Fターム (46件)：

4C048AA01 , 4C048BB02 , 4C048BB07 , 4C048CC01 , 4C048XX02 , 4G069AA03 , 4G069AA08 , 4G069BA22A , 4G069BA22B , 4G069BB02A , 4G069BB02B , 4G069BC32A , 4G069BC33A , 4G069BC70A , 4G069BC71A , 4G069BC72A , 4G069BC73A , 4G069BC74A , 4G069BC75A , 4G069BC75B , 4G069BE40A , 4G069BE40B , 4G069CB81 , 4G069DA05 , 4G069FA02 , 4G069FB06 , 4G069FC02 , 4H006AA02 , 4H006AC42 , 4H006AC59 , 4H006BA10 , 4H006BA33 , 4H006BA55 , 4H006BB14 , 4H006BC10 , 4H006BC11 , 4H006BC14 , 4H006BD70 , 4H006BE32 , 4H006BW18 , 4H006FC52 , 4H006FE13 , 4H039CA63 , 4H039CA72 , 4H039CC40 , 4H039CD40

引用特許：

出願人引用 (13件)

米国特許2,871,102号明細書
米国特許4,303,632号明細書
米国特許4,681,751号明細書

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審査官引用 (5件)

特開昭51-124698
新規触媒、過酸化水素の製造方法、及び酸化工程での過酸化水素の使用
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-221617 出願人：エニケムソシエタペルアチオニ
過酸化水素を直接合成するための触媒および方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-164088 出願人：エニソシエタペルアチオニ, エニケムソシエタペルアチオニ

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