特許
J-GLOBAL ID:200903005663059464

電気自動車の回生制動併用式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263365
公開番号(公開出願番号):特開平9-163504
出願日: 1996年10月03日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、電気自動車の回生制動併用式ブレーキ装置に関し、ブレーキフィーリングを良好なものにしながらブレーキエネルギをより効率的に電気エネルギとして回収できるようにする。【解決手段】 回生ブレーキ装置と、倍力機構付きのマスターシリンダ12と車輪に機械ブレーキ力を与えるブレーキ作動部材23,24とを有する機械ブレーキ装置と、電動機回転数に基づいて回生制動力を発生させる回生制動手段26と、ブレーキペダル作動に基づいて運転者の要求する要求制動力を算出してこの算出された要求制動力と最大回生制動力算出手段26で算出された最大回生制動力とに基づいて機械ブレーキ装置による機械ブレーキ力を算出する機械ブレーキ力算出手段27とをそなえ、機械ブレーキ力算出手段27で算出された機械ブレーキ力により倍力機構を制御する。
請求項(抜粋):
車載のバッテリにより駆動される電動機に回生制動力を発生させる回生制動装置と、車輪に直接作用する機械ブレーキ装置とを有する電気自動車の回生制動併用式ブレーキ装置において、該機械ブレーキ装置が、該ブレーキペダルの踏力を倍力機構を通じて入力されて該踏力を液圧に変換して出力するマスターシリンダと、該車輪にそなえられて該マスターシリンダから出力された液圧を受けて該車輪に機械ブレーキ力を与えるブレーキ作動部材とをそなえるとともに、該電動機の回転数から最大回生制動力を算出する回生制動力算出手段と、少なくとも該回生制動力算出手段の算出結果に基づいて該電動機に回生制動力を発生させる回生制動手段と、該車両に装備されたブレーキペダルの作動を検出するブレーキペダル作動検出手段と、該ブレーキペダル作動検出手段の検出結果に基づいて運転者の要求する要求制動力を算出する要求制動力算出手段と、該要求制動力算出手段で算出された該要求制動力と該最大回生制動力算出手段で算出された該最大回生制動力とに基づいて該機械ブレーキ装置による機械ブレーキ力を算出する機械ブレーキ力算出手段とをそなえ、該機械ブレーキ力算出手段で算出された該機械ブレーキ力が該機械ブレーキ装置により発生するように該倍力機構を制御する機械ブレーキ制御手段がそなえられていることを特徴とする、電気自動車の回生制動併用式ブレーキ装置。
IPC (4件):
B60L 7/24 ,  B60L 3/00 ,  B60T 1/10 ,  B60T 8/00
FI (4件):
B60L 7/24 D ,  B60L 3/00 N ,  B60T 1/10 ,  B60T 8/00 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 電気自動車の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-340420   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭64-077401
  • 特開平3-270602
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