特許
J-GLOBAL ID:200903005720267729

免震建築物の下部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-281864
公開番号(公開出願番号):特開2003-090146
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 敷地境界線に接近した敷地内に建築される免震建築物の下部構造であって、その外壁から張り出したキャンチスラブと敷地境界線との間に避難通路等の通路幅を確実に確保し得ると共に雨水を地表面側に円滑に排出し得る構造を提供する。【解決手段】 敷地境界線Aに隣接して掘削したピット1内に免震装置5を介して建てられた建築物10において、その外壁下部から上記ピット1の擁壁4の上端面に向かってキャンチスラブ13を張り出させ、このキャンチスラブ13をその先端面が擁壁4から外側の地表面上に突出していない短い張り出し長さに形成して、敷地境界線Aとの間に避難通路等に必要な通路幅を確保していると共にキャンチスラブ13の先端水切り部14から滴下又は流下する雨水を擁壁4の上端傾斜排水案内面4aによって地表面側に排出するように構成している。
請求項(抜粋):
基礎上に設けたピット内に免震装置を設置し、この免震装置によって建築物を支持させていると共に建築物の下部から水平方向に先端部が上記ピットの擁壁上に達する位置までキャンチスラブを張り出して該キャンチスラブの先端部下面に設けている水切り部から滴下する水を擁壁外に排出するように構成している免震構造物の下部構造において、上記水切り部をピットの擁壁の上端面に近接状態で対向させていると共に該擁壁の上端面に水切り部から滴下する水を擁壁外に排出する案内面を形成していることを特徴とする免震建築物の下部構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/36 ,  E04B 1/64
FI (3件):
E04H 9/02 331 Z ,  E04B 1/36 Z ,  E04B 1/64 C
Fターム (8件):
2E001DA03 ,  2E001DG02 ,  2E001EA02 ,  2E001FA12 ,  2E001FA21 ,  2E001FA71 ,  2E001HA06 ,  2E001KA02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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