特許
J-GLOBAL ID:200903005725792848

筒内噴射式火花点火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235180
公開番号(公開出願番号):特開平11-082028
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 機関運転状態によって、吸気行程の燃料噴射による均一燃焼と、圧縮行程末期の燃料噴射による成層燃焼とが切り換えられて実施される筒内噴射式火花点火内燃機関において、均一燃焼時における良好な均一燃焼混合気と、成層燃焼時における良好な成層燃焼混合気とを形成可能とすること。【解決手段】 燃料噴射弁1は、燃焼室上部から略中空円錐状に燃料を噴射するものであり、噴射される燃料の貫徹力の垂直成分は水平成分より大きく、ピストン3頂面にはキャビティ4が形成され、キャビティは、略円筒状の周壁面4aと、周壁面に滑らかに接続された底壁面4bと、底壁面に滑らかに接続された略円錐状の隆起部4cとを有し、キャビティの周壁面は、圧縮行程末期において、燃料噴射弁から噴射された略中空円錐状の燃料の大部分が鋭角に衝突するように形成され、点火プラグ2は、キャビティの隆起部の真上近傍に配置されている。
請求項(抜粋):
点火プラグと、気筒内へ直接的に燃料を噴射する燃料噴射弁とを具備し、機関運転状態によって、吸気行程の燃料噴射による均一燃焼と、圧縮行程末期の燃料噴射による成層燃焼とが切り換えられて実施される筒内噴射式火花点火内燃機関において、前記燃料噴射弁は、燃焼室上部から略中空円錐状に燃料を噴射するものであり、前記燃料噴射弁から噴射される前記燃料の貫徹力の垂直成分は水平成分より大きく、前記ピストン頂面にはキャビティが形成され、前記キャビティは、略円筒状の周壁面と、前記周壁面に滑らかに接続された底壁面と、前記底壁面に滑らかに接続された略円錐状の隆起部とを有し、前記キャビティの前記周壁面は、前記圧縮行程末期において、前記燃料噴射弁から噴射された前記略中空円錐状の燃料の大部分が鋭角に衝突するように形成され、前記点火プラグは、前記キャビティの前記隆起部の真上近傍に配置されていることを特徴とする筒内噴射式火花点火内燃機関。
IPC (3件):
F02B 23/10 ,  F02F 3/26 ,  F02M 61/14 310
FI (4件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 M ,  F02F 3/26 A ,  F02M 61/14 310 S
引用特許:
審査官引用 (2件)

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