特許

J-GLOBAL ID：200903005800329199

高強度熱延鋼板およびその製造方法

発明者： 田路 勇樹 ,  金子 真次郎 ,  花澤 和浩 ,  奥田 金晴 ,  占部 俊明
出願人/特許権者： JFEスチール株式会社
代理人 (7件)： 杉村 興作 ,  高見 和明 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-341971
公開番号（公開出願番号）：特開2006-183141
出願日： 2005年11月28日
公開日（公表日）： 2006年07月13日
要約：

【課題】 引張り強さが980MPa以上で、強度-延性バランスに優れ、かつ溶接熱影響部の軟化が小さい高強度熱延鋼板を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:1.5 %以下、Mn:1.0 〜3.0 %、P:0.10%以下、S:0.005 %以下、Al:0.01〜0.5 %、N:0.010 %以下およびV:0.10〜1.0 %を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成にすると共に、焼戻しマルテンサイト相の体積率を80%以上、粒径:20nm以下のVを含む炭化物の析出個数を単位体積:1μm3当たり1000個以上、かつ該粒径:20nm以下のVを含む炭化物の平均粒径を10nm以下とする。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

質量%で C:0.10〜0.25%、 Si:1.5 %以下、 Mn:1.0〜3.0 %、 P:0.10%以下、 S:0.005 %以下、 Al:0.01〜0.5 %、 N:0.010 %以下および V:0.10〜1.0 % を含み、かつ(10Mn+V)/C≧50を満足し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になり、焼戻しマルテンサイト相の体積率が80%以上で、粒径:20nm以下のVを含む炭化物が1000個/μm3以上析出し、かつ該粒径:20nm以下のVを含む炭化物の平均粒径が10nm以下であり、さらに引張強さが980MPa以上であることを特徴とする高強度熱延鋼板。

IPC (5件)：

C22C 38/00 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46 ,  C21D 1/18

FI (6件)：

C22C38/00 301W ,  C22C38/12 ,  C22C38/58 ,  C21D9/46 U ,  C21D1/18 A ,  C21D1/18 P

Fターム (34件)：

4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EB05 ,  4K037EB07 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037FA02 ,  4K037FA03 ,  4K037FA05 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FD03 ,  4K037FD04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE06 ,  4K037GA04 ,  4K037GA05

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 加工性および溶接性の良い高強度熱延鋼板の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-286729   出願人：新日本製鐵株式会社
• 溶接後の成形性に優れ、溶接熱影響部の軟化しにくい引張強さが780MPa以上の高強度熱延鋼板、高強度冷延鋼板および高強度表面処理鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-031678   出願人：新日本製鐵株式会社

審査官引用 (4件)

• 熱延鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-308932   出願人：住友金属工業株式会社
• 特開昭57-041325
  
• 特開平2-057634
  
• 特開昭58-136719