特許
J-GLOBAL ID:200903005810680471

電動パワーステアリング制御装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-261758
公開番号(公開出願番号):特開2002-067997
出願日: 2000年08月30日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 従来の電動パワーステアリング制御装置は、ハンドルにかかる運転者の操舵力を検出して、これを基準に電動機のトルクを決定していたが、これでは、例えば緩いカーブや極低速で交差点を曲がるときなどには運転者がハンドルを戻さない限りハンドル戻りトルクが発生せず、運転フィーリングが向上しない。【解決手段】 まず路面反力トルク推定器15により路面反力トルクをハンドル角との関係に於いて推定する。このハンドル角に対する路面反力トルクの関係をもとにハンドルの中立点を中立点学習器24と中立点補償器25が学習する。現在のモータ角と学習した中立点との差からハンドルを中立点に戻す戻しトルクを演算する。これにより運転者がハンドルに力を加えなくとも、ハンドルが現在の走行状態における中立点に向かって戻る。
請求項(抜粋):
自動車の操向車輪を操作するハンドルに補助トルクを加える電動機、前記自動車の運転者が前記ハンドルに加えたトルクを操舵トルクとして検出する操舵トルク検出手段、前記電動機の回転角を検出するモータ角検出手段、前記操舵トルクを用いて前記操向車輪の路面反力トルクを推定する路面反力トルク推定手段、前記推定した路面反力トルクと前記電動機の回転角から、現在の走行状態に於ける前記ハンドルの中立点を学習する中立点学習手段、前記電動機の回転角と前記学習した中立点との差から前記ハンドルを前記中立点に戻す戻しトルクを演算し、この戻しトルクを前記電動機の電流に換算する操舵角補償手段を備え、前記ハンドルが前記中立点から回転した状態にあるとき前記戻しトルクを前記ハンドルに加えるようにしたことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
IPC (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00
FI (5件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D119:00
Fターム (18件):
3D032CC08 ,  3D032DA02 ,  3D032DA15 ,  3D032DA23 ,  3D032DA64 ,  3D032DB14 ,  3D032DD17 ,  3D032DD18 ,  3D032DE05 ,  3D032EB08 ,  3D032EC23 ,  3D032EC25 ,  3D033CA03 ,  3D033CA13 ,  3D033CA16 ,  3D033CA17 ,  3D033CA20 ,  3D033CA21
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る