特許
J-GLOBAL ID:200903005828409171

流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-183319
公開番号(公開出願番号):特開2006-009817
出願日: 2004年06月22日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】ロックアップクラッチ及びトルクダンパの容量を増加すべく伝動カバーを大径化しても,伝動カバーの軸方向の膨出変形を防ぎつゝ,エンジンにコンパクトに結合し得る流体伝動装置を提供する。【解決手段】ポンプ羽根車2,タービン羽根車3,ポンプ羽根車2の外周部に連設されてタービン羽根車3の背面との間にクラッチ室22を画成する伝動カバー5,クラッチ室22に配設されるロックアップクラッチL及びトルクダンパDを備える流体伝動装置において,伝動カバー5には,駆動摩擦面35を形成した環状側壁部5bとカバーハブ5hとの間を接続する,該環状側壁部5bからカバーハブ5hに向うにつれてタービン羽根車3に近接する円錐状側壁部5cを設け,この円錐状側壁部5cの外側面により,クランク軸1の端部を受容する円錐状凹部5fを画成した。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ポンプ羽根車(2)と,このポンプ羽根車(2)に対置されて,それとの間に作動オイルの循環回路(6)を画成するタービン羽根車(3)と,ポンプ羽根車(2)の外周部に連設されてタービン羽根車(3)の背面との間に前記循環回路(6)に連通するクラッチ室(22)を画成する伝動カバー(5)と,前記クラッチ室(22)に配設されるロックアップクラッチ(L)とを備えてなり,伝動カバー(5)に,エンジンのクランク軸(1)に連なる駆動板(8)を連結し,タービン羽根車(3)のタービンハブ(3h)に,前記クランク軸(1)と同軸配列の出力軸(10)を連結し,伝動カバー(5)のカバーハブ(5h)を出力軸(10)と同軸に配列し,前記ロックアップクラッチ(L)を,伝動カバー(5)の内側壁外周部に形成された環状の駆動摩擦面(35)と,タービン羽根車(3)のタービンハブ(3h)に回転及び軸方向移動可能に支承されるピストンハブ(25h),並びに前記駆動摩擦面(35)に係合・離脱し得る環状の従動摩擦面(36)を内側面に形成した環状側壁部(25b)を有するクラッチピストン(25)と,このクラッチピストン(25)の環状側壁部(25b)に隣接して環状に配列される複数のダンパスプリング(32A,32B)を有してクラッチピストン(25)及びタービン羽根車(3)間を緩衝的に連結するトルクダンパ(D)とで構成した流体伝動装置において, 前記伝動カバー(5)には,前記駆動摩擦面(35)を形成した環状側壁部(5b)と前記カバーハブ(5h)との間を接続する,該環状側壁部(5b)からカバーハブ(5h)に向うにつれてタービン羽根車(3)に近接する円錐状側壁部(5c)を設け,この円錐状側壁部(5c)の外側面により,前記クランク軸(1)の端部を受容する円錐状凹部(5f)を画成したことを特徴とする流体伝動装置。
IPC (2件):
F16H 41/24 ,  F16H 45/02
FI (2件):
F16H41/24 B ,  F16H45/02 Y
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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