特許
J-GLOBAL ID:200903005879388004

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348227
公開番号(公開出願番号):特開平10-190819
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】従来のエコーキャンセラでは,適応フィルタが学習に用いる信号のレベルが小さい場合,背景雑音等に該信号が埋もれてしまい,学習の精度・速度ともに低下する恐れがあった。【解決手段】本発明は,上記信号を増幅して,例えばスピーカー2から受話信号を出力し,周辺環境にある背景雑音と受話信号とのS/N比を改善することにより,適応フィルタの学習精度・速度を向上させ,従来より良好なエコー除去を行うことを図ったものである。
請求項(抜粋):
マイクから回線へ送信された送話信号と回線からスピーカへ出力された受話信号とから音声信号を検出する音声信号検出手段と,上記音声信号検出手段により上記受話信号のみに音声信号が検出された時に上記受話信号がスピーカからマイクに回り込んで生じた音響エコーに基づいてその応答を変化させる学習機能を有し,上記音響エコーの特性を逐次推定する適応フィルタと,上記受話信号が上記適応フィルタに入力されて生成された擬似音響エコー信号を上記送話信号から差し引く音響エコー除去手段とを具備してなるエコーキャンセンラにおいて,上記受話信号の音量を検出する受話信号音量検出手段と,上記受話信号音量検出手段により検出された上記受話信号の音量に基づいて上記スピーカから出力される受話信号の音量を変更する音量変更手段とを具備してなることを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (4件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/20 ,  H04M 3/56
FI (4件):
H04M 1/60 D ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/20 ,  H04M 3/56 C
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 通話装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-108772   出願人:日本電装株式会社
  • エコーキャンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-110564   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭64-024660
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