特許
J-GLOBAL ID:200903005915144737

フェージングシミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-342843
公開番号(公開出願番号):特開2001-160789
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 ディジタル信号のサンプリング周期以下の短い時間を遅延させることのできるフェージングシミュレータを提供することが課題である。【解決手段】 ローカル周波数信号を発生する局部発振器3と、送信されるRF信号にローカル周波数信号を乗じてIF信号を得る第1のミキサと、IF信号をディジタル化するA/D変換器5と、ディジタル化された信号に対して擬似的にフェージングパスを与える複数系列の信号処理手段6(6-1〜6-n)と、各信号処理手段6を経由した信号を加算して得られるIF信号に、ローカル周波数信号を乗じる第2のミキサ8と、を具備している。各信号処理手段は、サンプリング周期に対応する時間単位で遅延量を与える遅延メモリ11と、サンプリング周期に対応する時間以下の短い時間で遅延量を与える遅延器12と、を具備している。これにより、各信号処理手段6では、きめの細かい遅延量の設定が可能となり、より現実に則したフェージング現象のシミュレートが可能となる。
請求項(抜粋):
送信部と受信部との間に介置し、当該送信部と受信部との間に擬似的にマルチパスフェージングを発生させるフェージングシミュレータにおいて、ローカル周波数信号を発生する局部発振器と、前記送信部から送信されるRF信号に前記ローカル周波数信号を乗じて中間周波数信号を得る第1のミキサと、前記中間周波数信号を所定のサンプリング周期でディジタル化するA/D変換手段と、前記ディジタル化された信号に対して任意のフェージングパスを擬似的に設定する複数系列の信号処理手段と、前記各信号処理手段の出力信号を加算する加算手段と、前記加算された信号に前記局部発振器よりのローカル周波数を乗じてRF信号に変換する第2のミキサと、を有し、前記各信号処理手段は、入力される信号を前記サンプリング周期に対応する時間の整数倍となる時間を遅延させる第1の遅延手段と、前記サンプリング周期以下となる時間を遅延させる第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段より出力される信号に、任意の位相を与える位相器と、前記位相器より出力される信号をアナログ化するD/A変換手段と、を具備したことを特徴とするフェージングシミュレータ。
IPC (2件):
H04B 17/00 ,  G01R 31/00
FI (2件):
H04B 17/00 C ,  G01R 31/00
Fターム (22件):
2G036AA28 ,  2G036BA13 ,  2G036BA14 ,  2G036BA15 ,  2G036CA12 ,  5K042BA08 ,  5K042BA11 ,  5K042CA02 ,  5K042CA11 ,  5K042CA12 ,  5K042CA23 ,  5K042DA01 ,  5K042EA02 ,  5K042EA13 ,  5K042FA06 ,  5K042FA08 ,  5K042FA15 ,  5K042FA24 ,  5K042GA06 ,  5K042GA11 ,  5K042GA14 ,  5K042GA15
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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