特許
J-GLOBAL ID:200903005932515994

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284215
公開番号(公開出願番号):特開2001-112283
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 モータ制御装置において、ショート故障したスイッチング素子と対のスイッチング素子がオンされてしまうことを未然に且つ確実に防止する。【解決手段】 3相の巻線端子Ju,Jv,Jwを有したモータ1をインバータ回路8で駆動制御するモータ制御装置は、回転数制御用のPWM信号がハイの期間中にU相巻線端子Juの電圧Vuが基準電圧Vrefよりも低いか否かを、該PWM信号の各周期毎に判定して、基準電圧よりも低いと判定している場合にU相正側スイッチング素子3pのオンを禁止する手段20,21p,22pと、上記PWM信号がハイの期間中に上記電圧Vuが基準電圧Vrefよりも高いか否かを、該PWM信号の各周期毎に判定して、基準電圧よりも高いと判定している場合に、U相負側スイッチング素子3nのオンを禁止する手段20,21n,22nとを備え、更に、他の相の巻線端子Jv,Jwについても同様の手段を備えている。
請求項(抜粋):
モータが有する複数相の各巻線端子毎に、直流電源の高電位側と前記巻線端子との間に接続された正側スイッチング素子と、前記直流電源の低電位側と前記巻線端子との間に接続された負側スイッチング素子とを、夫々有したスイッチング回路と、該スイッチング回路を構成する前記各スイッチング素子を順次オンさせるための各駆動信号を生成して出力する転流制御回路とからなるインバータ回路と、前記モータの回転数を制御するためのPWM信号を生成して出力するPWM信号発生回路とを備え、前記各正側スイッチング素子と前記各負側スイッチング素子との一方又は両方が、前記駆動信号と前記PWM信号とに基づいてオンされるように構成されたモータ制御装置において、前記PWM信号が前記スイッチング素子をオンさせる方のアクティブレベルである期間中に前記各巻線端子のうちの特定の巻線端子の電圧が所定の基準電圧よりも低いか否かを、該PWM信号の各周期毎に逐次判定する負側スイッチング素子異常検出手段と、該負側スイッチング素子異常検出手段によって前記特定の巻線端子の電圧が前記基準電圧よりも低いと判定されている場合に、当該特定の巻線端子に対して設けられている前記正側スイッチング素子がオンされるのを禁止する正側スイッチング素子駆動禁止手段と、を備えていることを特徴とするモータ制御装置。
Fターム (11件):
5H560BB04 ,  5H560BB08 ,  5H560BB12 ,  5H560DC13 ,  5H560EB01 ,  5H560JJ02 ,  5H560SS01 ,  5H560TT04 ,  5H560TT07 ,  5H560UA05 ,  5H560XA12
引用特許:
出願人引用 (3件)

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