特許
J-GLOBAL ID:200903005936952914

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮川 清 ,  宮川 貞二 ,  松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-026467
公開番号(公開出願番号):特開2005-221533
出願日: 2004年02月03日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 未定着トナー像を無端状の定着ベルトに当接させて加熱溶融し、記録媒体に定着させる定着装置において、長期間にわたって良好な定着を行うとともに、記録媒体を定着ベルトから確実に剥離する。【解決手段】 押圧パッド3と加圧ロール2との圧接面は、定着ベルト1の移動方向における上流部Aでは加圧ロール2の周面と同方向の曲率を有し、この部分でトナー像を溶融して記録紙に圧着する。そして、定着ベルト1の移動方向における接触範囲の中心より下流側の位置Cで曲率が反転し、定着ベルトはこの位置で最も強い圧接力で加圧ロールの弾性層に押し付けられ、圧接部の出口でこの状態から解放されることによって周回方向に大きな曲率で移動する。一方、記録紙はそれ自身の剛性によって定着ベルト1から引き離される。押圧パッド3は十分に弾性係数の高い材料からなるため永久歪みが生じにくく、長期にわたって圧接部の形状及び圧接力が適切に維持される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
周回移動が可能に支持された無端状の定着ベルトと、 該定着ベルトを加熱する加熱装置と、 前記定着ベルトの外周面と対向するように配置され、周面付近に弾性層を備える加圧ロールと、 前記定着ベルトの内周面に当接され、該定着ベルトを前記加圧ロール側に押しつける押圧部材とを有し、 前記定着ベルトと前記加圧ロールとの間を通過する記録媒体上の未定着トナー像を加圧・加熱して定着像とする定着装置であって、 前記押圧部材は、前記加圧ロールの弾性層より十分に弾性係数の高い材料からなり、 前記押圧部材の前記定着ベルトの内周面との接触面は、該定着ベルトの移動方向における上流部では前記加圧ロールの周面と同方向の曲率を有し、この部分は上流側から下流側に向って接触圧が増大するように設定され、下流部ではなめらかに連続して曲率が反転し、該加圧ロールの周面と逆方向の曲率を有することを特徴とする定着装置。
IPC (1件):
G03G15/20
FI (2件):
G03G15/20 106 ,  G03G15/20 102
Fターム (14件):
2H033AA16 ,  2H033AA23 ,  2H033BA10 ,  2H033BA11 ,  2H033BA16 ,  2H033BA17 ,  2H033BA20 ,  2H033BA21 ,  2H033BA25 ,  2H033BA49 ,  2H033BB29 ,  2H033BB33 ,  2H033BB39 ,  2H033BE06
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-278137   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 加圧ローラ、加熱装置及び画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-080457   出願人:キヤノン株式会社
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-058757   出願人:セイコーエプソン株式会社
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審査官引用 (8件)
  • 加圧ローラ、加熱装置及び画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-080457   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平2-123387
  • ベルト定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-188222   出願人:株式会社リコー
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