特許
J-GLOBAL ID:200903006167374038

水素または重水素によるガラスの光増感方法及び光増感されたガラスからつくられる導波路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-600122
公開番号(公開出願番号):特表2002-537576
出願日: 2000年01月27日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】導波路材が導波路材からの水素あるいは重水素の放散後も持続するUV感光性を示す、導波路の形成に有用なガラスの感光性を増強するための方法。クラッド層(26)をもち、高分子材被覆(28)の一部分が取り除かれた、光導波路ファイバ(22)は同伴ベースライン屈折率をもつ導波路コア(24)を形成するために水素あるいは重水素が添加されたコア(24)を有する。屈折率変化を誘起するために露出された導波路ファイバの少なくとも一部分がUV光(32)で露光され、次いで水素あるいは重水素を放散し、屈折率変化を固定するためにアニールされる。得られた導波路ファイバは、回折格子形成のような、屈折率のさらなる変化を可能にするに十分なUV光感度を保持する。このプロセスは、回折格子の作製、強度または波長特性の最適化のための回折格子の改変または整調、及び波長感度の正確な空間制御性の提供に有用である。
請求項(抜粋):
光導波路の感光性を増強する方法において、前記方法が: 同伴ベースライン屈折率をつくるためにH2及びD2からなる群から選ばれるガスを光導波路に添加する工程; 前記添加された光導波路の少なくとも一部分を処理して、前記処理された部分の前記ベースライン屈折率に変化を誘起する工程; 前記添加された光導波路から前記ガスを放散して、前記ベースライン屈折率の前記誘起された変化を固定する工程;前記放散工程後、前記光導波路は前記ベースライン屈折率の前記固定された誘起変化に対して10-5より大きい屈折率変化を生じさせるに十分なUV光感度を保持する;及び 少なくとも前記処理された部分を処理して、前記ベースライン屈折率の前記固定された誘起変化に変化を誘起する工程;を含むことを特徴とする方法。
IPC (6件):
G02B 6/10 ,  C03C 13/04 ,  G02B 6/00 356 ,  G02B 6/122 ,  G02B 6/13 ,  G02B 6/16
FI (6件):
G02B 6/10 C ,  C03C 13/04 ,  G02B 6/00 356 A ,  G02B 6/16 ,  G02B 6/12 A ,  G02B 6/12 M
Fターム (21件):
2H047KA03 ,  2H047LA02 ,  2H047PA00 ,  2H047PA05 ,  2H047PA22 ,  2H047PA30 ,  2H047QA04 ,  2H047RA08 ,  2H047TA00 ,  2H047TA41 ,  2H050AA01 ,  2H050AB03Z ,  2H050AB05X ,  2H050AC82 ,  2H050AC84 ,  2H050AD00 ,  4G062AA06 ,  4G062BB02 ,  4G062LA10 ,  4G062LB10 ,  4G062NN01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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