特許
J-GLOBAL ID:200903006476131735

回転体のアンバランス修正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小玉 秀男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-306995
公開番号(公開出願番号):特開2001-124653
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】 従来、アンバランスを修正するまでに要する加工回数が多かった。本発明は1回又は2回の加工で、加速度の大きさを規格内におさめられるようにする。【解決手段】 本発明では、加速度の大きさと位相を測定する第1測定工程と、修正量及び修正方位マップから修正量及び修正方位を読み出す工程と、回転体を加工してアンバランスを修正する第1加工工程と、加速度の大きさと位相を再測定する第2測定工程と、修正量マップ内の修正量と修正方位マップ内の修正方位を更新する工程と、更新された修正量マップと修正方位マップから第2測定工程で測定された加速度の大きさと位相を検索キーとして修正量及び修正方位を読み出す工程と、更新されたマップから読み出された修正量と修正方位に基づいて回転体を再加工してアンバランス修正を行なう。
請求項(抜粋):
回転体を所定速度で回転させながら、その回転体を回転可能に支持している支持体に生じる加速度の大きさと、その回転体の基準線が所定方位を向いたタイミングに対する加速度波形の位相を測定する第1測定工程と、加速度の大きさに対して修正量を予め記憶している修正量マップから、測定された加速度の大きさを検索キーとして修正量を読み出す工程と、位相に対して修正方位を予め記憶している修正方位マップから、測定された位相を検索キーとして修正方位を読み出す工程と、読み出された修正量と修正方位に基づいて回転体を加工する第1加工工程と、第1加工された回転体を所定速度で回転させながら、加速度の大きさと位相を再測定する第2測定工程と、加工前後に測定された加速度の大きさと位相と第1加工工程での修正量に基づいて前記修正量マップ内の修正量を更新する工程と、加工前後に測定された加速度の大きさと位相と第1加工工程での修正方位に基づいて前記修正方位マップ内の修正方位を更新する工程と、更新された修正量マップから、第2測定工程で測定された加速度の大きさを検索キーとして修正量を読み出す工程と、更新された修正方位マップから、第2測定工程で測定された位相を検索キーとして修正方位を読み出す工程と、更新されたマップから読み出された修正量と修正方位に基づいて回転体を再加工する第2加工工程とを有する回転体のアンバランス修正方法。
Fターム (2件):
2G021AK10 ,  2G021AM07
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 回転体のアンバランス測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-001807   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平4-142432
  • 動釣合試験機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-120283   出願人:株式会社島津製作所
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審査官引用 (4件)
  • 回転体のアンバランス測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-001807   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平4-142432
  • 動釣合試験機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-120283   出願人:株式会社島津製作所
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