特許
J-GLOBAL ID:200903006511179860

駆動力伝達制御装置、プログラム、記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-149476
公開番号(公開出願番号):特開2002-340053
出願日: 2001年05月18日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】個々の駆動力伝達装置の特性バラツキや経時変化に対応し、クラッチ機構の機能を保持するオイルの温度変化に応じて最適なトルク伝達を得ることが可能な駆動力伝達制御装置を提供する【解決手段】CPU18gは、電磁石の電磁コイル13aの温度Tcoilを演算する際に、ROM18hに記録されている基準温度Tsのときの電磁コイル13aの抵抗値Rsを用いる。そこで、駆動力伝達装置の製造時に、個々の駆動力伝達装置について前記抵抗値Rsを測定しておく。そして、ECU18の製造時に、個々のECU18毎に、そのECU18と組み合わせて駆動力伝達制御装置を構成する駆動力伝達装置の前記抵抗値Rsを、そのECU18のROM18hに記録させておく。
請求項(抜粋):
相対回転可能に配置された第1回転部材および第2回転部材と、前記第1回転部材と第2回転部材とのトルク伝達を制御するクラッチ機構と、そのクラッチ機構の機能を保持するオイルと、前記クラッチ機構を駆動する電磁石とを有する駆動力伝達装置と、その駆動力伝達装置の前記電磁石の動作を制御する制御装置とを備えた駆動力伝達制御装置において、前記制御装置は、前記第1回転部材と第2回転部材とのトルク伝達特性を記憶した第1記憶手段と、その第1記憶手段に記憶されているトルク伝達特性に基づいて、前記第1回転部材と第2回転部材とのトルク伝達を指令するための伝達トルク指令値を演算する伝達トルク指令値演算手段と、前記駆動力伝達装置の温度を検知する温度検知手段と、前記伝達トルク指令値の温度特性を記憶した第2記憶手段と、前記温度検知手段が検知した前記駆動力伝達装置の温度と、前記第2記憶手段に記憶されている伝達トルク指令値の温度特性とに基づいて、前記伝達トルク指令値演算手段が演算した伝達トルク指令値を補正した伝達トルク補正指令値を演算する伝達トルク補正指令値演算手段と、その伝達トルク補正指令値演算手段が演算した伝達トルク補正指令値に従い、前記電磁石の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする駆動力伝達制御装置。
Fターム (8件):
3J057AA01 ,  3J057BB04 ,  3J057GB04 ,  3J057GB13 ,  3J057GB14 ,  3J057GB23 ,  3J057GB36 ,  3J057GE18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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