特許
J-GLOBAL ID:200903006568679265

発泡樹脂成形体の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-169018
公開番号(公開出願番号):特開2004-009650
出願日: 2002年06月10日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】発泡樹脂成形体の成形方法であって、発泡樹脂材料の射出時における発泡反応を抑えることでシルバーストリーク等の外観不良を防止でき、かつ発泡ムラをなくし発泡樹脂成形体の成形性能を高める。【解決手段】キャビティ型30を下死点まで降下させた型締め時、高圧ガスタンク61から製品キャビティC内に高圧ガスを注入して、発泡樹脂材料Mの射出時における樹脂圧と型内圧とをほぼ均等に制御する。そして、樹脂圧によりキャビティ型30を上方に持ち上げるとともに、外周から高圧ガスを型外に排出することで発泡樹脂材料Mを製品キャビティC内に充填し、発泡反応を生じさせることなく一次加圧を行ない、その後、キャビティ型30を強制的に上昇させて発泡スペースSを確保することで発泡ムラのない発泡反応を行なわせて、厚みバラツキのない発泡樹脂成形体を成形する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
第一型(30)と、第二型(40)との間に画成される製品キャビティ(C)内に発泡樹脂材料(M)を射出充填することにより、所要形状に成形される発泡樹脂成形体の成形方法において、 第一型(30)をシリンダ(31)により所定位置まで移動させるとともに、第一型(30)、第二型(40)のいずれか一方側に内装された高圧ガスタンク(61)から製品キャビティ(C)内に高圧ガスを注入して、発泡樹脂材料(M)の射出前状態の製品キャビティ(C)の内圧を樹脂圧とほぼ同等の圧空状態に維持する高圧ガスの注入工程と、 圧空状態の製品キャビティ(C)内に発泡樹脂材料(M)を射出充填し、このときの樹脂圧で第一型(30)を型開方向に移動させるとともに、製品キャビティ(C)内の高圧ガスを型外に排出する発泡樹脂材料の射出工程と、 発泡樹脂材料(M)の樹脂圧と製品キャビティ(C)内の内圧のバランスにより、第一型(30)の型開方向への移動が停止した状態で一次加圧を施す発泡樹脂材料の一次加圧工程と、 一次加圧工程後、第一型(30)を強制的に所定ストローク型開方向に移動させて、発泡スペース(S)を確保して発泡樹脂材料(M)を所望厚みに発泡成形する発泡樹脂材料の発泡成形工程と、 からなることを特徴とする発泡樹脂成形体の成形方法。
IPC (2件):
B29C45/70 ,  B29C45/77
FI (2件):
B29C45/70 ,  B29C45/77
Fターム (10件):
4F206AG20 ,  4F206AM26 ,  4F206AR025 ,  4F206JA04 ,  4F206JM04 ,  4F206JM05 ,  4F206JN27 ,  4F206JN35 ,  4F206JP17 ,  4F206JQ81
引用特許:
審査官引用 (5件)
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