特許
J-GLOBAL ID:200903006577998446

データ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313805
公開番号(公開出願番号):特開平10-154116
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】OSにより送信データをバッファリングしないで転送する。【解決手段】送信側の計算機100では、OS105は、複数のユーザプログラム103から指定された複数の送信データの送信先ユーザプログラム203がそれぞれデータを受信可能な状態にあるかをOS205と通信してまとめて確認する。受信側のユーザプログラム204が受信要求を発行していない場合には、そのプログラムは受信不可とし、送信可と判断された複数の送信データの送信をまとめて通信装置112に指示する。通信装置112では、DMA回路113が各ユーザプログラム103のバッファ104から送信データを直接連続して読み出し、通信回路114がそれぞれの送信データをチャネル300を介して送信する。受信側の計算機200では、DMA回路213が各送信データを送信先のユーザプログラム104のバッファ204に直接連続して書き込む。
請求項(抜粋):
(a)第1の計算機の送信元のユーザプログラムにより、該第1の計算機の主記憶装置上のその送信元のユーザプログラム用の第1の領域に保持されたデータを、その第1の計算機に伝送路を介して接続された第2の計算機の送信先のユーザプログラムへ送信することを要求する送信要求をその第1の計算機を制御する第1のOSに発行し、(b)該送信要求に応答して、該第1のOSから該第2の計算機を制御する第2のOSに、該送信先のユーザプログラムがデータ受信可能な状態にあるか否かを問い合わせ、(c)該問い合わせに対して、該第2のOSが該送信先のユーザプログラムがデータ受信可能な状態にあるか否かを判断し、その判別結果を示す問い合わせ結果を該第2のOSにより該第1のOSに通知し、(d)該第2のOSが該送信先のユーザプログラムがデータ受信可能な状態にあると判断したときに、該第2のOSにより、該送信要求が指定したデータの受信と、該第2の計算機の主記憶装置上に定められた該送信先のユーザプログラム用の第2の領域へのそのデータの書き込みとを該第2の計算機の通信装置に指示し、(e)該問い合わせ結果が該送信先のユーザプログラムがデータ受信可能な状態にあることを示すとき、該第1のOSにより上記データの送信を該第1の計算機の通信装置に指示し、(f)該第1のOSによる該指示に応答して、該第1の計算機の該通信装置により該データを該第1の領域から読み出し、該第2の計算機に該伝送路を介して転送し、(g)該第2のOSによる該指示に応答して、該第2の計算機の該通信装置により、該データを受信し、該第2の領域に書き込むステップからなるデータ転送方法。
IPC (2件):
G06F 13/00 353 ,  G06F 13/00 351
FI (2件):
G06F 13/00 353 S ,  G06F 13/00 351 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 並列処理装置及びその通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-303092   出願人:富士通株式会社
  • 並列計算機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-241094   出願人:株式会社日立製作所, 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリング株式会社
  • プロセッサ間データ通信方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-256155   出願人:株式会社日立製作所

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