特許

J-GLOBAL ID：200903006603095689

高所作業車

発明者： 江口 譲二
出願人/特許権者： 昭和飛行機工業株式会社
代理人 (1件)： 合志 元延
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-319222
公開番号（公開出願番号）：特開平8-150846
出願日： 1994年11月29日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】 第1に、高価な電磁比例弁,その他の電子制御部品を用いることなく、走行装置のコスト面に優れると共に、第2に、製作,出荷,メインテナンス時の調整やチェックが簡単容易であり、走行装置の性能のバラツキがなく、精度が高くスムーズな走行速度の変更が実現される、高所作業車を提案する。【構成】 この高所作業車は、作業台が昇降可能に組み付けられ、タイヤやクローラ等の走行手段が走行装置28にて駆動される。そして走行装置28は、左右の走行手段を従動せしめる正逆回転可能な左右の油圧モータ2,3と、その回転用で固定容量式の左右の油圧ポンプ4,5と、これら間の左右の油圧配管7,8と、これに介装された左右の切換弁29,30と、を有してなる。そして油圧ポンプ4,5駆動用の電動モータ31は、定速式よりなりチョッパー32にて回転が制御され、もって油圧ポンプ4,5の吐出量が変化し走行速度が変更される。

請求項（抜粋）：

作業台が昇降機構にて昇降可能に組み付けられると共に、タイヤやクローラ等の左右の走行手段が走行装置にて駆動され、もって前進,後進,旋回等の各種走行パターンにて、速度可変に走行される高所作業車であって、前記走行装置は、左右の該走行手段にそれぞれ連結されこれを従動せしめる正逆回転可能な左右の油圧モータと、左右の該油圧モータの回転用で固定容量式の油圧ポンプと、油槽,該油圧ポンプ,該油圧モータ間の油圧配管と、該油圧配管の該油圧ポンプと該油圧モータ間に介装された左右の切換弁と、該油圧ポンプの駆動用の電動モータと、を有してなり、該電動モータは、定速式よりなると共にチョッパーにてその回転が制御され、もって、該電動モータの回転数の変化に基づき該油圧ポンプの吐出量が変化して、走行速度の変更が実施されること、を特徴とする高所作業車。

IPC (6件)：

B60K 17/10 ,  B60K 7/00 ,  B60P 3/14 ,  B66F 9/22 ,  B66F 9/24 ,  B66F 11/04

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 直流電動機の制御装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-050966   出願人：株式会社豊田自動織機製作所
• 荷役車両の油圧装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-120470   出願人：日本輸送機株式会社