特許

J-GLOBAL ID：200903006638243656

複合体およびその製造方法

発明者： 渡辺 美穂 ,  岸 健太郎 ,  真鍋 力 ,  穴澤 一則 ,  平方 昌記 ,  重松 大志 ,  渡邊 浩之 ,  磯崎 隆司 ,  大間 茂樹 ,  岡田 晋輔
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (5件)： 中村 智廣 ,  成瀬 勝夫 ,  小泉 雅裕 ,  青谷 一雄 ,  鳥野 正司
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-178468
公開番号（公開出願番号）：特開2005-133062
出願日： 2004年06月16日
公開日（公表日）： 2005年05月26日
要約：

【課題】 カーボンナノチューブ構造体の特性を効果的に活用できるナノチューブ・ポリマー複合体を提供する。【解決手段】 官能基が結合された複数のカーボンナノチューブの前記官能基間を化学結合させて相互に架橋した網目構造を構成するカーボンナノチューブ構造体と前記網目構造中に充填されたポリマーとから構成されることを特徴とする複合体。官能基が結合された複数のカーボンナノチューブを含む溶液を基体表面に供給する供給工程と、複数の前記官能基間を化学結合させて、前記複数のカーボンナノチューブが相互に架橋した網目構造を構成するカーボンナノチューブ構造体を形成する架橋工程と、前記網目構造中にポリマーを形成するポリマー液を含浸させる含浸工程と、前記ポリマー液を硬化させて、前記カーボンナノチューブ構造体と前記ポリマーとを複合化する複合化工程とを含むことを特徴とする複合体の製造方法。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

官能基が結合された複数のカーボンナノチューブの前記官能基間を化学結合させて相互に架橋した網目構造を構成するカーボンナノチューブ構造体と前記網目構造中に充填されたポリマーとから構成されることを特徴とする複合体。

IPC (5件)：

C08L101/00 ,  B82B1/00 ,  C07C57/40 ,  C07C69/616 ,  C08K9/04

FI (5件)：

C08L101/00 ,  B82B1/00 ,  C07C57/40 ,  C07C69/616 ,  C08K9/04

Fターム (16件)：

4H006AA03 ,  4H006AB91 ,  4H006BJ50 ,  4H006BS10 ,  4J002AC031 ,  4J002BB031 ,  4J002BB121 ,  4J002BD041 ,  4J002BG041 ,  4J002BN192 ,  4J002CD001 ,  4J002CL001 ,  4J002CM041 ,  4J002DA016 ,  4J002FB086 ,  4J002FD140

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 熱可塑性エラストマー組成物および樹脂組成物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-226041   出願人：ハイピリオンカタリシスインターナショナルインコーポレイテッド
• 官能化されたナノチューブ
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平9-531955   出願人：ハイピリオンカタリシスインターナショナルインコーポレイテッド

審査官引用 (4件)

• カーボンナノチューブ構造体の製造方法、並びに、カーボンナノチューブ構造体およびそれを用いたカーボンナノチューブデバイス
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-150904   出願人：富士ゼロックス株式会社
• カーボンナノチューブの架橋方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-108207   出願人：三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社
• 樹脂組成物、それを用いた積層体、自動車用部品およびそれらの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-188416   出願人：学校法人日本大学, タマティーエルオー株式会社, 日産自動車株式会社
• カーボンナノチューブ含有コーティング
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2002-575217   出願人：エイコス・インコーポレーテッド