特許
J-GLOBAL ID:200903006758639910

相対的回転位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 義仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237670
公開番号(公開出願番号):特開2002-048508
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 温度ドリフト補償の改善。微小変位でも高分解能での検出可能化。【解決手段】 交流信号で励磁される1つのセンサ用コイルL1を持つ。磁性体又は導電体等からなる1対の磁気応答部材11,12の相対的位置が入力軸2及び出力軸3の相対的回転位置に応じて変化する。この相対的位置に応じてコイルL1のインダクタンスが変化し、該センサ用コイルに生じる電圧が漸増(又は漸減)変化する。センサ用コイルに温度補償用コイルL2を直列接続し、その接続点より、センサ用コイルの出力電圧Vxを取り出す。該電圧Vxを基準電圧Va,Vbと演算することにより、検出対象の相対的回転位置に応じてサイン及びコサイン関数特性に従う振幅をそれぞれ示す2つの交流出力信号sinθsinωt及びcosθsinωtを生成する。このサイン及びコサイン関数特性の振幅係数における位相値θを検出することで、相対的回転位置を検出する。
請求項(抜粋):
相対的に回転可能な第1及び第2の軸の相対的回転位置を検出する相対的回転位置検出装置であって、交流信号で励磁される1つのセンサ用コイルを配置してなるコイル部と、前記第1及び第2の軸に配置された第1及び第2の磁気応答部材であって、前記コイル部に対して磁気的に結合し、前記相対的回転位置に応じて該第1及び第2の磁気応答部材の相対的位置が変化し、これに応じて前記センサ用コイルのインピーダンスを変化させるようにしたものと、前記センサ用コイルに直列接続された温度補償用コイルと、前記センサ用コイルと前記温度補償用コイルとの接続点より、前記センサ用コイルのインピーダンス変化に基づき変化する該センサ用コイルの出力電圧を取り出す回路と、交流信号からなる基準電圧を発生する回路と、前記センサ用コイルの出力電圧と前記基準電圧と演算することで、所定の周期的振幅関数を振幅係数として持つ交流出力信号を少なくとも2つ生成する演算回路であって、前記各交流出力信号の前記周期的振幅関数はその周期特性において所定位相だけ異なっているものとを具えた相対的回転位置検出装置。
IPC (6件):
G01B 7/30 101 ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/06 ,  G01D 5/20 ,  G01L 3/10 ,  G01L 5/22
FI (6件):
G01B 7/30 101 A ,  B62D 5/04 ,  B62D 5/06 B ,  G01D 5/20 F ,  G01L 3/10 F ,  G01L 5/22
Fターム (35件):
2F051AA01 ,  2F051AB05 ,  2F051AC04 ,  2F051BA03 ,  2F063AA34 ,  2F063AA50 ,  2F063BA08 ,  2F063BA30 ,  2F063BD03 ,  2F063CB01 ,  2F063CC04 ,  2F063DA01 ,  2F063DA05 ,  2F063DD01 ,  2F063EA03 ,  2F063GA22 ,  2F063GA33 ,  2F063GA43 ,  2F063GA50 ,  2F063KA01 ,  2F063KA06 ,  2F063LA01 ,  2F063LA03 ,  2F063LA19 ,  2F063LA29 ,  2F063LA30 ,  2F077AA13 ,  2F077AA25 ,  2F077FF03 ,  2F077FF13 ,  2F077TT04 ,  2F077TT21 ,  2F077UU07 ,  3D033CA28 ,  3D033DB04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-061442
  • トルクセンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-324343   出願人:光洋精工株式会社
  • 磁気センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-026737   出願人:カヤバ工業株式会社

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