特許
J-GLOBAL ID:200903006885749660

電流差動保護継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-046403
公開番号(公開出願番号):特開2004-260885
出願日: 2003年02月24日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】伝送速度の低速化の実現を可能にし、標準の通信装置を使用できるようにすることにある。【解決手段】複数端子間を送電線により連系してなる電力系統の各端子に設置され、各端子電流を一定周期でサンプリングし、ディジタル変換してなるデータを各端子間で伝送しあって、保護演算を行う電流差動保護継電装置において、一定周期でサンプリングした電流を所定のビット長の電流データにディジタル変換する変換部5と、この変換部により求められた電流データをディジタルフィルタ演算処理するフィルタ部6と、このフィルタ処理された電流データを圧縮して所定の符号に変換する符号変換部7と、符号変換された電流データを含む自端子のデータを対向する端子間で相互に送受信する伝送部8と、自端子の電流データと受信した電流データを復号する符号復号部9とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数端子間を送電線により連系してなる電力系統の各端子に設置され、各端子電流をサンプリング同期信号に基づき一定周期でサンプリングし、ディジタル変換してなるデータを各端子間で伝送しあって、保護演算を行う電流差動保護継電装置において、 前記一定周期でサンプリングした電流を所定のビット長の電流データにディジタル変換するアナログ-ディジタル変換手段と、このアナログ-ディジタル変換手段により求められた電流データをディジタルフィルタ演算処理するディジタルフィルタ手段と、このディジタルフィルタ手段によりフィルタ処理された電流データを圧縮して所定の符号に変換する符号変換手段と、この符号変換手段により変換された電流データを含む自端子のデータを対向する端子間で相互に送受信する伝送手段と、前記自端子の電流データと受信した電流データを復号する符号復号手段と、この符号復号手段により復号された自端子及び受信した電流データのベクトル和を差電流とし、前記符号復号手段により復号された自端及び受信した電流データのそれぞれのスカラー和を抑制量として保護演算を実行し、その演算結果から送電線の所定区間に事故が発生しているか否かを判定する演算手段とを備えたことを特徴とする電流差動保護継電装置。
IPC (2件):
H02H3/28 ,  H02H3/02
FI (2件):
H02H3/28 X ,  H02H3/02 J
Fターム (4件):
5G047AA01 ,  5G047AB05 ,  5G047BB01 ,  5G047CA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-215116
  • 差動保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-084468   出願人:株式会社東芝
  • 電流差動保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-247151   出願人:関西電力株式会社, 株式会社東芝, 東芝システムテクノロジー株式会社
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